花
晴れた空に浮かぶ雲を見て、空を飛ぶことを妄想したりするのだが、妄想の中の俺は生身で飛んでいることは少なくて、たいていの場合は飛行機のような何かに乗っている。 妄想の中でも、飛ぶに足る理論がないと駄目らしい。 まあ理論といっても流体力学から重力制御と幅広くて、リアリティも有ったり無かったりなのだが、少なくとも箒や傘で飛ぶことは無い。
いろいろ自由にできるからこその妄想のはずなのだが、自分が持っている枠組みみたいなものからも自由になるのは、意外に難しいのかもしれないな。
なんてことを考えながら近所を散歩。 今日も良い天気。
たぶん雛桔梗（ヒナギキョウ）
北米原産の帰化植物。 一株に一輪しか開花しないのだが、他に花が無いわけじゃなくて、頂上以外の花は開かないまま自家受粉して種を作っているらしい。 カースト制度か。
母子草（ハハコグサ）
春の七草の一つ、御形（ゴギョウ）がこれ。 つまり食べようと思えば食べられる。 ちなみに父子草もあるのだが、花も扱いも母子草よりずっと地味。
八重空木（ヤエウツギ）
高幡不動の境内で、今がちょうど満開。 こんな見た目だが紫陽花の仲間だったりする。
八重空木のアップ。 ノーマルタイプに比べて花弁がたくさんある種類は、たいてい 「八重」 がつくけど、なんで8なんだろうね。 パッと見て把握できるのは7までらしいのだが、何か関係あるのかな。
栴檀（センダン）
花が綺麗だったから撮ったのだが、撮れた写真では後ろの顔ばかりが気になる。