2000 12 21

何が起きるか判らない

今日も出張。 川崎→浜松町。 打ち合わせの結果、年明けから2月末まで、俺はけっこう忙しくなるらしい。

帰りの京王線。 聖蹟桜ヶ丘。 一度閉まったドアが開いたと思ったら、 「お願いしまーす! 誰か、お願いしまーす!」 と女性の大声が。 急病人らしい。 2分ほど停車。 その後、病人がどうなったかは不明。

さて、世間は、クリスマスだったり忘年会だったりで賑やかな季節である。 これは、先輩から聞いた話。

あの人、忘年会のときに、中森明菜の歌を振り付きで熱唱したんだよ。 信じられる? 普段からは想像できないよね。 ってゆーか、普段、何考えてるか判らないよね。 歩き方変だし。

そうそう、まだ新人だったときの忘年会だと思うけど。 同期の女の子が、帰りが同じ方向だからって、送ってもらったのね、あの人に。 それで、歩いてるうちにだんだん街の明かりが無くなって、淋しくなるじゃない。 なのに、横を歩いてる人が、何考えてるか判らない人でしょ? ほとんど足音させないで、変にふわふわ歩いてるの見てて、どんどん不安になったんだって。 何かされるんじゃないかって。 それで、先にビシッと言っといた方がいいと思って、言ったんだって。

「私に何かしたら、倍にして返しますからね!」

って。 そしたら、あの人なんて言ったと思う?

「あ、じゃあ2回できるんだ」

だって。 それで、その子、もう何にも言えなくなったんだって。 怖いよね。 結局、何もされなかったんだけど、やっぱり怖いよね。

問:この証言の中の間違いを指摘せよ。