浜松町駅の改札を出たところで、藤原紀香さんが微笑んでいる。 綺麗な脚を見せつけて、濡れた服の裾を絞っている。 という等身大の立て看板が置いてある。 「やっぱり紀香さんだよなぁ」 と、しばらく視線釘付けになっていたのだよ。 そしたら、昼の3時だというのに酔っ払っているスーツのおっさん二人がきて、 「おっ、誰だっけ? この女」 「誰でもいいけど、いい脚だよなぁ」 なんて言いながら、汚ねぇ手でぺたぺた触っていきやがった。
俺の紀香に手を出すなっ!
ふざけた真似しやがって。 くそ。 奴らの人生に禍あれ。