2010 05 22

一皮剝けば

倒れない

こんな風に倒れた(ことに気付いた)のは冬。 その時はまだ枝ばかりだった。 そのまま枯れていくのかと思ったら、これが意外に元気に葉を茂らせている。

考えてみれば、土手のすぐ内側をコンクリートで固めているから、地中深くに根を張れなくて倒れたんだよな。 ということは、水分や養分を吸収するために有効だったのは、こうして倒れた今でも地面と接している部分の根だったのだろう。 であれば、水分や養分の吸収については、倒れる前後でそれほど大きく変わってないと言える。 これまで枯れなかったのなら、これからも枯れないってことか。

一見して緑豊かだけど一皮剝けばコンクリートって、なんだかサイボーグみたいだな。