昨夜の雪が一晩のうちに解けるはずもなく、外は一面の雪。 そんな首都圏の積雪を受けて、朝のテレビも一面の雪。
朝食の準備をしながら見るテレビはまあ大体同じことの繰り返しなのだが、昔と変わったと思うのは、積雪時の歩き方の説明なんかをしているところ。 以前は 「見てください、この雪! 大変です!」 ぐらいの内容しかなかったのが、ここ数年はそこに 「だからこうしましょう」 みたいなのが加わっている印象がある。
そういうのは 「テレビを見るなんて時間の無駄」 なんて批判をかわすための、テレビ側の工夫なんだろうか。 態度の悪さで批判されがちな取材に、暗に理解を求めているのかもしれない。 いろいろ挙げる雪対策が最終的に 「気象情報や交通情報に注意しましょう」 になるのは、たぶん 「だからもっとテレビを見ろ」 と言ってるつもりなんだろう。
しかし、今の世の中、そうなるのは高齢者ぐらいだよな。 多くの人は、アナウンサーのそんな台詞を聞いたら、スマートフォンで気象情報や交通情報のアプリを立ち上げるんじゃないか。
積雪時特有の静かな朝。
坂道の途中に車が2台放置されていた。
ここ、斜面を登りきったところに信号があるため、雪の積もった坂道の途中で信号待ちをしなきゃいけない。 チェーンがないと、一度止まってしまうともうどうしようもないのだろう。
しかし同情はしない。 いろいろ事情はあるのだろうが、そんなのは無視して言う。 チェーンを準備していないのが悪い。