個人情報保護法案において問題だとメディアが指摘するのが、大雑把に言って次の2点。
要するに 「規制においても漏洩においても、政府・役人は信用できない」 ってことで、それはまあ確かに信用できないのだな。 役人と呼ばれる彼ら彼女らは、人格で選ばれたわけじゃないんだから。 そしてそれは、役人は信用できないと言うメディアの側も同じこと。 俺としては、ニュース番組でよくやっている世論調査を、是非、自分自身についてもやって欲しい。
支持率なんかをすぐに調査するのと同じぐらいに、自分達がどう見られているかについてさ。 せっかくだから支持率も調査して、いい数字が出ると、 「支持しているほとんどの人が、結局イメージなんですよね」 なんて、せっかくアンケートに答えてくれた人を小馬鹿にするコメントね。
ところで、ちょっと前に曽我なんとかさんの家族の住所を流してしまったことについて、 「住所が外国だったから、プライバシーに思い至らなかった」 なんて間の抜けたコメントをしていた朝日新聞。 取材の経過について調査しますと言っておきながら、その調査結果を未だ発表していない。 こんな奴らの何を信じろと言うのかと思うが、この件について言えば、非は簡単に情報を盗まれた町役場(?)にもある。 というか、むしろそっちの方が問題だな。 個人情報保護法とセットで施行されるはずだった住民基本台帳ネットワーク(だっけ?)を、保護法を後回しにして実施している今だからこそ、情報を預かる側の厳しい管理を問われるのだ。 簡単に盗まれてどうするよ。 それも新聞記者に。 新聞記者は、言ってみりゃ猿だからね。 目の前にバナナがあれば喰っちゃうのだ。 バナナを勝手に食わないように躾るにも、相手は猿、限界はある。 それもかなり低いところに。 最も効果的なのは、目の前にバナナを放置しないことなのだ。 ついでに言えば、田舎の町役場が情報管理をきちんとするなんて考える曽我さんも駄目だが、こっちはまあしょうがないか。
もう一つ。 宅間だったか、小学校に乗り込んで子供を次々と刺し殺した奴。 死刑を求刑されたそうだ。 すぐに殺しちゃうのはもったいないと思うのだが、それはそれとして、ちょっと気になるのは犯人の過去があまり放送されないこと。 こういった派手に凶悪な事件だと、犯人の子供の頃のことをいろいろニュースで見るはずなのだが、こいつの過去はほとんど見ない。 大人になってからの話はちょっとあったが、子供の頃の話は全然無い。 なんでだろう。 ひょっとして、子供の頃は朝鮮人だったとか?