藁か何かを咥えて考え込んでいる雀。 巣でも作るのだろうか。
高幡不動の紫陽花は今が見頃。
沖縄慰霊の日に小学生が詩を朗読したんだそうだ。 聞いただけでどんな状況かが容易に想像できてしまうな。 時事通信から。
「へいわってなにかな/ぼくは、かんがえたよ」
23日の沖縄「慰霊の日」の追悼式で、与那国町立久部良小1年の安里有生君(6)は、日常生活で感じる自分なりの平和を表現した詩「へいわってすてきだね」を朗読した。
4月に小学校に入学し、ひらがなの学習を終えたばかり。 道徳の時間に読んだ沖縄戦の本で、自分と同年代の子どもが家族を失い、爆弾から逃げ回る情景に戸惑った。
「ばくだんがおちてくるこわいおと/おなかがすいて、くるしむこども/かぞくがしんでしまってなくひとたち」
初めて聞く戦争の話に、平和とは何かを考えた。 自分の思いをノートに書き出してみると、与那国島の自然や動植物など、日常の風景が浮かんだ。
「ねこがわらう/やぎがのんびりあるいてる/よなぐにうまが、ヒヒーンとなく」
豊かな自然の中で、普通に生活できることが幸せなのだと実感した。 平和な日常と人々の笑顔が、与那国島や沖縄をはじめ、世界に広がってほしいと願っている。
この詩を本当に子供が一人で書き上げたのだろうか。 親か教師の手が6割ぐらい入ってるんじゃないのかね。 朗読にしてもそう。 記事だとまるで自主的に書いて朗読したように見えるけど、実際は、書けと言われて書いて、読めと言われて読んだんだろ。 って、今更言うことじゃないか。
まあ、舞台が沖縄慰霊という特別な日のイベントな訳で、この小学生は例えるなら、祭りの日に顔を赤く塗られて神輿の上に訳も判らず座らされている子供。
本人の意思なんて関係無いとは判っているのだが、それでも何か言いたくなるのは、詩の合間の文章が気持ち悪いから。
豊かな自然の中で、普通に生活できることが幸せなのだと実感した
とかさ。
これって記者の感想?
小学生が詩を書いたときの気持ちの解説?
まあ、たぶんほとんどが記者が勝手に書いたものだと思うが、仮にこれがインタビューだったとしても、
「戦争のときの話を聞いたの?」
「うん」
「爆弾は怖かった?」
「うん」
「家族が死んじゃった人は可哀想だった?」
「うん」
「自然は好き?」
「…?」
「あー、じゃあ動物は好き?」
「うん」
こんな風にしかならないよな。 相手は小学校の1年生だっていうし。
俺としては、テレビでこの子にこんなインタビューして、この後に更に
「もしも戦争になったらどうする?」
「ぼくがおすぷれいにのってやっつける」
なんて続いて、急に映像が切り替わったりする展開を希望。