2015 08 23

反対の反対

暑い。 夏だから当然ではあるのだが、言わずにはいられないのでもう一度言う。 暑い。 そんな暑い中、更に暑い思いをする覚悟で散歩に出たのだが、川原は意外に涼しかった。

看板

斜めの線は禁止を表すのが基本ルール。 しかしその基本に従うと、この看板は 「踏切警報時立入禁止」 を禁止していることになるのだな。

禁止とは、何かをしてはいけないと命じることなので、禁止の禁止とは、何かをしてはいけないと命じてはいけないってことになる。 この看板の場合だと 「踏切が警報している間に踏切内に誰かが入ろうとした時、それを止めてはいけない」 となるのだな。 その行為は危険だと。

察するに、誰かが踏切に入ったのを助けようとして踏切に入り、諸共に、或いはその人だけが死んだなんて悲しい事故があったのだろう。 そんな悲しい事故を繰り返さないために、警報が鳴っている時に踏切に入るようなバカに関わるなと、こうして看板を立てているのだ。

デモの1

外がうるさいと思ったらデモをやっていた。 安全保障関連法案、この人達に言わせれば戦争法案に反対のデモ。

別にデモをするなとは言わないが、うるさいのは何とかならないのかね。 あと、なぜ歩道を歩かないのか。

デモの2

Repeat after me スタイルの 「戦争法案今すぐ廃案!」 コールがが結構遠くからも聞こえてくる。 音のする方を見たら、予想外にたくさんの人がいた。 500人ぐらいだろうか。 そのほとんどが老人だった。 無駄に元気だな。

男と女

民間なら当たり前にやっていることでも、自治体がやっちゃ駄目だろうという話。 毎日新聞から。

男女共同参画推進のため鳥取県が今年1月23日に鳥取市内のホテルのレストランで主催した 「中国地方輝く女性活躍フォーラムinとっとり」 で、交流会の 参加費に男女で差があり、県内の男性から県に苦情があった。 レストランの料金設定に従ったためだったが、県の外部機関の男女共同参画推進員はこのほど、 「女性と男性が合理的な理由なく異なる扱いを受けている印象を持たれないよう、全職員が常に問題意識と緊張感をもって業務に取り組むよう努めるべきだ」 とする県への意見書を公表した。

意見書などによると、飲食を伴う交流会の参加費は男性4200円、女性3600円で、チラシを見た男性が1月22日、 「違和感を覚えた」 と指摘。 「県は違和感を持たなかったのか」 「担当者が違和感や表記への配慮の必要性を感じないこと自体が問題」 としていた。

県はレストランの料金設定で参加費を決め、チラシを作成。 男女で異なることについて何らかの意見が出ることは予測したが、県が料金設定に介入していないと記載することに違和感を覚え、あえてチラシで説明しなかったという。

意見書は 「男女差が生じたのはやむを得ない面があったが、あえて説明を省いたのは配慮が不足している」 と指摘。 県男女共同参画推進課は 「今後、チラシの表記などにも配慮していきたい」 としている。

こうしたことに抗議する男が増えるのは、基本的には良いことなんだろう。 ただ黙って参加しないっていうのも十分な抗議だが、それが抗議だってことに気付いてもらえなかったりして、成果が出るまでに時間がかかるし。

それはそれとして、これ、レディースデーなんかじゃなくて女性活躍フォーラムなんだよな。 この内容でこの料金設定って、女は優遇しないと活躍なんて期待できないという言外の表明だろう。 むしろ女性差別では?

と、女の側からそんな苦情が来るようなら、男女平等も進むんだろうけど、まあ、そうはならないよな。

男女の料金に差をつけると高くした方から抗議される。 だからといって同じにすると、男の方がたくさん食べるのにと女から不評。 今後は、回転寿司スタイルか食券方式の店でやればいいんじゃないのかね。

男と男と女

ブチ切れてブチ切った話。 NEWSポストセブンから。

8月13日、慶應大学法科大学院生で元プロボクサーの小番一騎容疑者(こつがい・いっき・24才)が傷害罪で逮捕された。

小番容疑者は、同日早朝、妻(25才)が事務員を務める東京・港区内の法律事務所で、男性弁護士のA氏(42才)の顔面を何度も殴り、意識が朦朧としたA氏のズボンをおもむろに脱がせると、彼のペニスを持参した枝切りばさみ(全長20cm、刃渡り6cm)で根元から切り落とした。

切り取った陰茎部分を握りしめて部屋を飛び出ると、ビル内の共用トイレに流してしまった。

「小番容疑者と妻は結婚2年目で、生活費を含めて妻が家計を支えていました。 近所でも有名な仲睦まじい夫婦だったんですが、その一方で、妻は上司であるこのA氏と男女トラブルを抱えていたようです。 A氏も既婚者で、4人の子を持つ父親でもあるんですが、 “フェラーリに乗りたいから弁護士になった” なんて豪語しちゃうような、ノリの軽いところもあったようです。 当日は朝から3人で話し合いが行われていたんですが、途中でA氏の言い分に小番容疑者が激昂して、ボコボコにしたみたいで…。 その場にいた妻は、夫がおぞましい行為に及ぶ間、呆然と見ているだけで、止めることもしなかったといいます」 (全国紙記者)

通報を受けた赤坂署員が駆けつけると、局部が血だらけのA氏が息も絶え絶えで室内に横たわり、近くにいた小番容疑者が関与を認めたため、現行犯逮捕された。

A氏は命に別状はないが、署員たちの懸命な下水道捜索もむなしく、流されたペニスはいまだ見つかっていない。

捜査関係者によれば、A氏と妻は肉体関係があり、それを知った小番容疑者が問い詰めると、妻は “彼に強姦された” と言い訳をしたのだという。

そこまでやらなくてもと思うが、同じ立場になったら、これでもまだ足りないと思うのかもしれないな。

事件はなかなかショッキングなのだが、実は気になったのは事件そのものではなくて、記事中の A氏は命に別状はないが、署員たちの懸命な下水道捜索もむなしく、流されたペニスはいまだ見つかっていない という一文。

欠けても致命的ではないパーツの捜索に命懸けって、バランスが取れないよな。 欠損一人に対して捜査員は結構な人数だろうから、アンバランスもより一層。 もちろん 「懸命」 がただの慣用句なのはわかっているけど、探すモノがモノだけに、ねえ。