成人式といえば沖縄だが、最近は他の地域も負けていないらしい。 秋田では、市長が祝辞を述べているステージに上がって騒いだ連中がいたんだとか。
で、昨日、その騒いだ連中が、市長に謝りにきたんだそうだ。
産経ニュースによると、市長は、
社会的な影響は大きい
大人として責任を持ってもらいたい
として秋田中央署に提出した被害届は取り下げないものの、
前途ある若者の汚点にならないようにしたい
と
「寛大な処置」
を求めるのだとか。
訴えておきながら寛大な処置を求めるとか、この市長、なんだか自分に酔ってるって気がするな。 現代の大岡越前を気取ったような。 或いは、壇上に上がってこられた時に感じた恐怖を、寛大な処置を求める自分を演じることで打ち消したいのか。 「べ、べつに怖くなんか無かったんだからね!だから、こんな大人の対応だって出来ちゃうんだから!」 なんて、外に向けても、自分に対しても。
って、まあ、市長の気持ちはどうでもいいのだが、これじゃ教育にならないだろうとは思う。 謝りにきた連中って、これまでの 「荒れる成人式」 のニュースを見てやってる訳で、それはつまり後で謝ることまでが筋書きなのだ。 その目論み通りにしちゃ駄目だろ。 あいつらに、この経験を、 「昔は悪かった自分」 のネタの一つとして楽しく話させるようじゃ駄目なのだ。 今からでも遅くはないから、寛大な処置の要請は取り消して厳罰を求めとけ。 ついでに、あいつ等の親、卒業校の校長と当時の担任、教育委員にも何らかの処分を。