宮城県では、県の条例で、性犯罪者にGPSを持たせて行動監視することを検討しているのだそうだ。 検討内容は二本立て。
- 女性や13歳未満の子供への強姦、強姦致死傷などの罪・未遂罪で有罪となり、刑務所を出た県内居住者。
- ドメスティックバイオレンス(DV)防止法に基づき、裁判所から被害者への接近禁止の保護命令を受けたDV加害者。
これが成立するって、要するに 「現行の刑罰では性犯罪者は更正出来ない」 という宣言だよな。 実際に発効したら、性犯罪者に対しては懲役は廃止して罰金と行動把握のみになるんだろうか。 刑務所も余裕が無いことだし、ここで懲役を課しても更生しないなら、置いとくだけ無駄だからね。
けどまあ、単純な話、人一倍性欲が強いのを懲役でずっと溜め込ませてる訳だから、そりゃ出てきたらすぐに繰り返すだろう。 それなら、懲役の代わりに強制的に定期的に風俗に通わせる方が、再犯の防止には有効じゃないかな。 というか、こいつ等の強い性欲を有効に活かせればいいんだよな。 今の日本の技術を結集すれば、そろそろ作れるんじゃないだろうか。 美少女型発電機とか。
見た目は人形のような美少女、のような発電機。 受刑者に応じた各種オプション(ロリ眼鏡ツンデレetc)が装備できて、一度こいつを使ったらもう生身の女なんて相手にできなくなるような絶品、のような発電機。 言うまでもないが、やると発電する。
裁判で有罪となった犯罪者には、この発電機が渡されて、例えば200kW/日で5年みたいな発電義務が課せられる。 最初は喜んで発電しまくるんだけど、どんなに好きなことでも義務となると嫌になるのが人の性。 当然のようにだんだん嫌になる。 でも、義務だから発電しなくちゃいけない。 で、どうにか刑期を終えた頃には、本来自分の好みだったゾーンがトラウマになってる状態。 パラダイスロスト。
でも、真面目な話、DVにこれは拙いだろうと思う。 強姦なんかは、曲がりなりにも裁判を経ることができるけど、現行のDV防止法なんて、女の証言さえあれば証拠は不要って酷い運用だったりするし。 強姦なんかと並列で語られてることから察するに、この宮城県の条例って、女が男に対してのDVを全く想定してないんだよな。
性犯罪の再犯率は15.6%だそうで、この再犯率の高さが、GPSで行動監視する根拠なんだとか。 でも、この再犯率って、公然猥褻とかの軽犯罪から強姦の重罪まで含めての話で、重犯罪の部分だけを取り上げると、強盗の方が圧倒的に高いんだよな。 なのに性犯罪に限定するのは、賛同を得られ易いと見てのことだろうか。
どうせやるなら、性犯罪者に限定せず、日本国内の居住者全員にやればいいと思う。
外国人は入国時にGPSを渡し、国内にいる時はパスポートとともに常に携帯させておく。 で、基本的に全ての人の行動記録を採っておく。 死後7年経ったら削除とか。 記録の参照は、家宅捜査同様に、裁判所の許可が必要とする。
ここまでやれば、轢き逃げとか、犯人の逮捕率が一気に上がるんじゃないのかな。 それに、行動監視されていると思えば、犯罪自体も減るだろう。
さて、これも性犯罪に入るのかどうか。 スポニチから。
長野県警松本署は24日、女子高校生とのわいせつ行為を収めたDVDを作製したとして児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで、同県松本市の無職の男(32)を書類送検した。
県警によると、昨年11月、男が同市で車にはねられ、かばんに入っていたDVDが路上に散乱。 現場で警察官に職務質問され発覚した。
送検容疑は、2009年8月~10年4月に複数回、同市のホテルなどで当時17歳だった女子高生とのわいせつな行為を撮影し、その後動画を収めたDVDを作製した疑い。
女子高生はインターネットに絵などを投稿する交流サイトを利用。 男は09年4月ごろに登録し、メッセージを送るなどして知り合った。
車にはねられた上に、職務質問されて児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)って、まさに泣きっ面に蜂状態。
記事中、わざわざ
製造
と書くことから察するに、両者合意かつ販売目的ではないのだろう。
それでも罪に問われるんだよな。
気をつけなければ。
って、気をつけようにも相手がいない俺が心配することじゃないか。