2000 02 24

無駄な一日

10時に出社。 小学校の体育館の横を歩いていると、中から声が聞こえてきた。

「はい、じゃあこのグループ」

「6年生の皆さん、卒業、おめでとうございます」

「おめでとうございます(合唱)」

卒業式の練習らしい。 もうそんな時季だったんだな。 俺も、小学校の卒業式は、この間抜けで無駄な儀式をやったんだった。 くだらない。

体調不良で午後半休。 こんなことなら初めから休暇にすればよかった。

帰りの電車が高幡不動で止まったとき、ホームの端の方から怒鳴り声。

「もっとちゃんと注意しろよ! 迷惑なんだよ! なんで、携帯は客の迷惑なんだってきっちり注意しないんだよ! こっちは迷惑してんだよ!」

でっかいバッグを肩から下げた、赤ら顔の小太り。 休日のお父さん風が、駅員に向かって怒鳴っていた。

かっこ悪い。 客相手ということでほぼ確実に反撃してこないと予想できる相手に怒鳴るところが、なんとも嫌な感じだ。 誰の携帯がうるさかったのか知らないが、うるさかったなら、その場で本人に言えばいいのだ。

電車から降りた人が、窓の向こうをだらだら歩いているのを見て、インベーダーゲームを思い出した。 中学校のときに流行っていた、ゲーム電卓のやつ。 思い出したらやりたくなった。 簡単そうだから、また JavaScript で作ってみた。 でも、いざ作るとなると、どうもルールが曖昧なのだな。 確か こんな感じ だったと思う。 ああ、UFO が足りないのか。 まあいいや。

吐きそう。