公共交通機関とベビーカーについて、朝日新聞から。
国土交通省が、電車やバスの車内でベビーカーをたたまなくても良いとする共通ルールを決めてから1年半余り。 利用しやすい環境づくりが徐々に広まる一方で、ルールを示す統一マークの認知度はいま一つ。 いまだに苦情も絶えないといい、同省は実態調査を検討している。
子育て支援団体や鉄道、バス事業者が16日、国交省に集まり、公共交通機関でのベビーカーの使われ方を話し合う会合が開かれた。
「ベビーカーや車いす利用者らのため、全車両にスペースを設けます」。 JR東日本は、30日に運行開始の山手線新車両について紹介した。 JR東海の担当者も「統一マークを車両に掲げることを前向きに検討している」と述べた。
国交省は2014年3月、電車やバスでベビーカーを広げたまま乗れることを認めるルールを決めた。 別の利用者から「大きくて邪魔」といった苦情もあったが、荷物を抱えた保護者がベビーカーをたたんで乗るのは転倒する危険性があると判断した。
合わせて統一マークもつくった。 ベビーカーを押した人を表すイラストで、利用できるスペースであることを示している。 車体や車内に張り出せるようにした。
子供の運賃が安いのは、場所をとらないからだよな。 親が座って子供を膝に乗せればほぼ一人分のスペースで済むから、その場合は子供は無料ってのは納得がいく。
これがベビーカーだと、場合によっては大人3人分ぐらいの場所をとる。 それだけじゃなくて、ベビーカーは周囲に立つ人からすると足元の動きは制限されるのに上半身側がスカスカで、ちょっとバランスを崩した時に怖い思いをするため、さらに距離を開けなければならなくなる。 なのに子供だからって無料だと、一人分の料金を払っている一人の人に対して公平じゃないだろう。
ということで、朝夕の混雑する時間帯には、ベビーカーを広げててもいいけど、その場合は大人3人分の料金とかにすれば、周囲ももっと納得できるんじゃないのかね。
「うわ、この混んでる中にベビーカーで来やがったよ。 あ、でも、あれって大人3人分の料金払ってるんだよな。 ちょっと時間をズラせば安く済むのに、わざわざ金を払ってこの時間ってことは、何か外せない用でもあるのかな。 しかし、ただでさえ金がかかるだろうに、電車賃もとか、大変だよなぁ」
みたいな気持ちになるんじゃないかな。
まあ何人分払おうが、駄目な奴は駄目なんだけど。 ベビーカーを人にぶつけても知らん顔で携帯を弄っている母親なんて、電車に轢かれて死んでしまえ。