泣いてる人を見て、 「泣く」 を 「なくーにくーぬくーねくーのく」 と勝手に五段活用。 「人前で泣く」 に適用して 「人前で抜く」 に至り、 「人前で抜いちゃ駄目だろ!」 なんて脳内展開している自分にちょっとがっかりもしたのだが、そーゆーのは俺だけじゃないんだね。
以下、 「『泣』を『抜』に変えるとヤバい」 として挙げられた例文の数々。
母の葬式で抜いた。
全米が抜いた。
抜くじゃんない!男の子でしょ!
抜きっ面に蜂。
男はな、人前で抜いちゃダメなんだ。 一人だけのときに抜くんだ。
もらい抜き。
弁慶の抜き所。
抜いている顔より、笑った顔のほうが素敵だよ。
抜く子は育つ。
抜き寝入り。
お前は今抜いていい…抜いていいんだ!
抜けば許されると思ってんのか? 俺だって抜きたいの我慢してたんぞ!
赤ちゃんの抜き声。
抜きじゃくる。
抜く子も黙る。
子抜き爺。
あれ? もしかして抜いてた? 目が真っ赤だよ?
辛くて落ち込んで、相談したら一緒に抜いてくれた。 今の彼氏です。
私の胸で抜いて良いよ。
卒業式で感極まって、退場する時耐えきれず抜いてしまった。 周りを見たら皆も抜いてた。
たくさんいるからって安心することでもないんだけどさ。 それにしても、まあ、世の中馬鹿ばっかりだな。 ああ、そうそう、もう一つ。 「抜」 って字は 「手が友達」 なんだよな。 気付いたときには 「おお!」 と思ったのだが、その直後、そんなことに感心している自分に軽く落ち込んでしまった。 そんなことでいいのか、俺。