銀河鉄道999

空

ふと見上げた空が良い感じだと思って撮ったのだが、後で見ると、何が良い感じだったのか判らない。 というか、俺が見たのはこんな空じゃなかった気がする。

しばらく前、というのは今年の初め頃だが、古い映画やアニメを見たくなって、AmazonでDVDやBlu-rayをまとめ買いした。 忙しい仕事の気分転換にと買ったのに、仕事が忙しくて見る気になれないまま、もう半年になろうとしてた。 それらを、ここにきてようやく消化する気になった。

銀河鉄道999

星々を銀河鉄道が結ぶ遠い未来。 機械化人に母を殺された鉄郎が、機械の体をタダでくれるという星まで、メーテルと共に銀河鉄道999で旅をする話。 その劇場版。

当然と言えば当然だが、劇場版は原作の漫画やテレビアニメを見ていることが前提。 そのせいか、展開がひたすら駆け足だった。 謂わばダイジェスト版。 子供の頃に見た時は、漫画やテレビの記憶がまだ新しかったのでダイジェスト版でも問題なかったが、今見るとかなり物足りない。

鉄郎の絶望も、メーテルの苦悩も、長い旅があってこそだ。 そこを駆け足ですっ飛ばしてしまうのは、この物語の根本的な部分を捨てることにならないか。 まあ漫画版やテレビ版を見なかった人が劇場に来るとは思えないし、見る人が脳内補完してくれる前提も有りではあるのだが。

と、なんだかんだ言ってるが、ラストシーンはやっぱり良かった。

今、万感の思いを込めて汽笛が鳴る。
今、万感の思いを込めて汽車が行く。

この城達也のナレーションから、エンディングのゴダイゴの曲が始まるところは、何度見てもちょっとした感動がある。 なんかもうここだけ見ても感動するからね。 今回は買ってないが、続編の さよなら銀河鉄道999 まで続けて見たら、更なる感動があったかもしれない。

そうそう、まだ就職して間がない頃だったと思うが、職場の飲み会に庶務さんがメーテルっぽい服装で来たことがあった。 色はメーテルと違って白だったが、デザインはほぼメーテル。 で、その感想を素直に口にしたのだが。

「今日はメーテルみたいで良いですね」

「私、今日それ男の人ほぼ全員から言われてるんだけど…」

行く先々で同じことを言われたらしい。 顔立ちがちょっとメーテルっぽいところに服装までメーテルだったのだ。 そう言われるのも仕方ないと思うが、ほぼ全員から言われたってのは笑ってしまった。 メーテルは一体どれだけの男のハートを撃ち抜いたのかと。

まあ言うまでもないことだが、俺もメーテルに撃ち抜かれている。 防御無効の次元反動銃で。 次元反動銃、劇場版には出てこないけど。