世界の中心は俺かもしれない
浜松町からかかってきた電話
「もう面倒臭いからな、Access97でいいよ。 作業できんやろ?」
「はぁ、そうですか…」
川崎からかかってきた電話
「実は、担当の者が体調悪くて、今日から入院しましてねぇ」
「はぁ、そうですか…」
というわけで、涼しいのは季節だけじゃない。 ないているのは虫だけじゃない。 さらに明日は出勤日。
そうやってぐずぐず泣いてる時間が一番無駄なんだよ。 泣いてる暇があったら、さっさと立ち上がってもう一度歩き出せ。 なんてことを、スーパーの前で転んで泣いている子供に、心の中で言ってみた。 だけど、このガキは俺の心も知らないで、あるいは知っていてわざと無視して、ぴーぴー泣き続けていた。
ものすごく昔、 「渡邊君中心に世界が回っているわけじゃないんだから、もうちょっと考えたら?」 などと、文句を言われたことがあった。 掃除時間に遊んでいたとか、誰かを泣かしたとか、そんなくだらないことが原因だったと思う。
この文句には、2つの問題点がある。
- このとき、世界の中心がどこかを、少なくとも彼女は知らなかった。 世界の中心がどこかを、しつこく問いつめて確認したので確かなのだ。 よけい怒らせちゃったけど。
- 俺が世界の中心であるかないかと、もうちょっと考える必要性とには、何の関連もない。 むしろ世界の中心でないからこそ、あんまり考えなくてもいいはずではないか。
そんなことを、泣きやまないガキのそばを通りながら、考えていた。
ネットワークには、とにかく読んでいて気持ちのいい文章がある。 そんな、気持ちのいい文章を読ませてくれるサイトのうちの、一つが消えた。 別の一つが、しばらく更新されないこととなった。 また別の、ずっと更新されなかったのが2つ、最近更新されるようになった。 2増2減なんていう、単純な話ではない。 人それぞれ事情があるのだろうが、読みたいときにそこにあってくれるといいなと思うのだ。