一昨日だったか、柳田法務大臣が辞任した。 広島で講演した中での発言の責任をとって。 或いはとらされて。 たぶん後者なんだろうが、更迭したとは言わないんだろうな。
その問題の発言。
法務大臣というのはいいですね。 二つ覚えておけばいいですから。 「個別の事案についてはお答えを差し控えます」 とね。 これはいい文句ですよ。 これを使う。 これがいいんです。 分からなかったらこれを言う。 実際の話はしゃべれないもんで。 あとは 「法と証拠に基づいて適切にやっております」 この二つなんです。
これ、本人は自虐ネタのつもりだったんだろう。 自虐ネタを口にするのは、逆に自分はちゃんとできる/やっているという思いがあるから。 根拠は無いけど自信はあるという、駄目なパターン。 その一方で、官僚からは 「お前は黙ってサインだけしてりゃいいんだよ」 的な軽い扱いを受けていて、できる自分という自己認識とのギャップを 「あいつらがちゃんと情報を上げてこないから」 なんて責任転嫁で埋めてたりするのだ。
と、何の根拠も無いのに決めつけてみる。
しかし、このところの法務大臣って、頭が悪そうなのばっかりだよな。 悪いなら悪いで、何も考えずにリビング・デッドの在庫をばんばん処分してくれればいいのだが、それはしない。 朝日新聞から死神呼ばわりされるぐらいのレベルを目指してほしいものだが。
北朝鮮が南朝鮮に砲撃。