なんかやたらにだるいので会社休み。 呑み過ぎたわけじゃない。 夏ばてにはまだ早い。 なのにこのだるさ。 いったいなんなんだ? おまけに眩暈と神経痛が。 しかし神経痛ってのはヤな響きだな。 じいさんか。 自慰賛歌。
やじうまワイドを見ていた。 その日の朝刊から主なニュースを紹介するコーナーでのことだ。
女性が刺殺された。 殺されているのを発見し、警察に連絡したのは、被害者の恋人。 殺される直前に、被害者から 「助けて」 と電話があったとのこと。
記事概要をアナウンサーが読んだ後の、横に座っていたコメンテーター(?)の発言。
「その男がちょっとおかしいですね」
「おかしい」 じゃなくて 「怪しい」 だったかもしれない。
その人の経験上、このようなパターンでは確かに怪しいのだろう。 だけど、もし男の話が本当だとしたら。 恋人を殺され、しかも死ぬ前に助けを求められて応えられず、テレビでは 「お前が怪しい」 と言われ…
このコメンテーターは、きっと軽い気持ちで言ったのだろう。 自分の推理をちょっと自慢したかったのかもしれない。 昼飯を食う頃には、そんなことを言ったなんて、きっと忘れてしまっている。 でも、もしも被害者の恋人が犯人として逮捕されたら、 「ほらみろ、やっぱり俺の言う通りじゃないか」 なんて思い出すのだ。
そんなことを想像して、この人が森君の失言にどうコメントするのか、すごく楽しみになる。