東京電力の社長は、過労で倒れて治療中だそうだ。 本当かな。 なんか仮病臭いが。 まあしかし、倒れたのは不幸だけど、倒れたらちゃんと治療が受けられる環境にいるってことがもう十分に恵まれてるってことなんだよな。 せっかくだから、福島の病院に入院すればいいのに。 治療と現場視察が同時にできて、一石二鳥だぞ。
さて、電気代。 これだけ供給が不安定なんだから、その分基本料を値下げすればいいようなものだが、太陽光発電の研究費を上乗せとかで値上げ検討中だとか。 さらに、検針できない被災世帯には、暫定料金として先月と同じ電気代暫定を請求するという。 以下、読売新聞から。
東日本巨大地震後、一般家庭などの電力使用量を調べる東京電力の検針員が、被災世帯を含む9都県の計306万軒で3月分の検針ができず、2月分と同額の電気料金を 「暫定料金」 として各世帯に請求していることが25日、分かった。
東電の措置は電力供給の約款に従ったものだが、利用者への周知が不十分として、経済産業省は、東電に対して改めて説明するように指導した。
東電は、3月分の検針ができなかった世帯に対し、2月分と電気使用量が同じという前提で料金を請求しているとの通知はがきを発送したという。 しかし、通知はがきには、供給約款で災害発生時に暫定料金を請求できることになっている点などは記載されていなかった。
東電によると、4月分の検針で、3月分と4月分の電気使用量の合計を確定させ、3月分の料金を徴収しすぎていた場合には、4月分料金で補正する。 被災地では、検針ができるようになるまで暫定料金が続く。
まあ、契約ってのはそんなもんだからね。 東京電力をつぶすことは無いと思うが、それでも会社として一定のキャッシュは絶対必要な訳だし、何かあった時のことを考えるなら、こうした形の契約にするだろう。 疑問なのは、1ヶ月完全に停電だった時も、基本料金を払う必要が有るのかどうか。 契約上そうなっていたとしても、全く電気が使えないのに金を取るのは、極端に消費者に不利な契約とかで無効になりそうなものだけど。
こんな請求をされた被災地の人たちだが、今も停電しているような場所であれば、単純に無視してればいいんじゃないかな。 超過分は翌月精算ということだから、とりあえず電気が使えるようになるまで放っておけば、1ヶ月毎に勝手に精算してくれるだろう。 まさか延滞料を請求したりしないよな? 請求するかもしれないな。 これ、高額納税者に対する予定納税(だっけ?)と同じシステムっぽいし。 これで延滞料を請求しても、要求通りに超過分を払った場合に詫び料や利子分を上乗せして返したりはしないんだよな。