昨日、報道特捜プロジェクトという番組で、主婦の引きこもりについて取り上げていた。 そこに出てきた(元)引きこもりの主婦達は、 「なぜ夫に相談しないのか?」 と訊かれて、 「言っても判ってもらえない」 とか 「聞いて貰えない」 と答えていた。
で、カウンセラー(男性)が言うには、
話を聞いてあげるときには、 「それはつまりこういうことだね」 と話をまとめたりせず、とにかく最後まで聞いてあげることです。 女性の話は、いろいろあっちこっち飛んだり、寄り道をしたりするんですが、そういう風にしてでないと、言いたいことを言った気にならないんですね。
さらに心理学者(女性)が出てきて
男性は、論理の世界に生きていて、話も論理的です。 でも女性は、非論理的な世界に生きているのです。 子供はまったく非論理的ですからね。 だから女性の話も非論理的で、男性にとっては理解し辛いものなのです。 男性はその点を理解して、話を聞いてあげる必要があります。
と、細かいところは覚えていないが、だいたいこんなことを言っていた。 要するに 「とにかく聞いてやれ」 ということなのだが、言われる方からすれば無茶な話だよな。 「判り難く話すけど、途中で整理したりまとめたりせず、ちゃんと聞いてますって態度で最後まで聞け」 と努力を押し付けて、判り易く論理的に話すことについては、 「女はこういうものだから」 と放棄。 何だそりゃ。 引きこもっていた主婦の一人が、 「多分『大丈夫だよ』の一言がほしいんだと思うんです」 と言っていたが、だったら最初からそう言えばいいのだ。 でも、この手の人って、実際に 「大丈夫だよ」 って言われたら、 「私がどれだけ辛い思いをしているか知りもしないくせに、簡単に大丈夫なんて言わないで!」 なんて言うんだろう。
なんて言うとモテナイのだな。