1998 09 27

TurboLinux 2.0 Lite

せっかくの雨なので、TurboLinux2.0 Lite をインストールすることにした。 雑誌の付録についていたものだ。 READMEにはインストール方法が何種類か書いてあるのだが、俺の環境で使えるのは次の2種類。

  1. ブート用のFDを作成し、それを使う。
  2. 必要なファイルをHDにコピって、DOSモードからインストールする。

1は面倒臭そうなので、2でいくことにした。 必要なファイルを全部HDにコピーして、DOSモードで再起動し、インストーラー起動。 カラーディスプレイか? はい。 インストールのメニューが表示されて… あれ? メニューが表示されているけど、枠だけで文字がない。 何がなんだか判らない。 いきなり駄目じゃん。

気を取り直して、1でやってみる。 FDを3枚ほど用意。 READMEをもう一回読むと、FD用のブートディスクイメージがあるので、それを使えとある。 「ふむふむ、これか」 と、それ用のファイルを見つけたところで、手が止まった。 ブートディスクってどうやって作るんだ? 説明がどこにもない。 しょうがないからバッチファイルを片っ端から覗いていった。 で、何とかインストール用のFDを作るバッチファイルを見つけて、ブートFDを作成。 そいつで起動する。 今度はちゃんとメニューが表示された。

適当に選択。 HDの1GBのパーティションを一つ解放して、128MBのスワップエリアと残り全部のルート。 LAN と MODEM の設定は、後でやることにしてすっとばす。 画面は 1260x1024 の16bitカラー。 わりと簡単に進んで、無事(と言うのか?)インストール終了。

Linux の X の見た目って、けっこう派手なんだね。 解像度が高いこともあって、なかなか綺麗。 しかし、解像度が高いせいで、字が小さくなりすぎて見にくい。 Netscape Communicator のアイコンがあるのに実体がない。 標準じゃインストールされないのか、それとも Lite パッケージには入ってないのか、インストールされるアプリケーションの一覧をよく見なかったので判らない。 どっかにあったはずだよな? と、雑誌の付録CDをあさって、Linux用の Netscape Communicator 4.05 を見つけて、それをインストール。 起動。 日本語表示がめちゃくちゃ汚い どうしようもない。 フォントのせいなのか、画面の解像度のせいなのか判らない。 さらに、そいつらの変更の仕方がわからない。 そのうち判るはずだから、まあいいか。

一通りいじった後、Windows95 で再起動しようとして、Lite パッケージにまつわる恐ろしい噂が事実であったことを思い知らされた。 終了しない そう、shutdown が効かないのだ。 コマンド実行したら、ちゃんと 「今すぐ終わります」 なんてメッセージを出すのだが、それだけ。 どうすりゃいいんだ? とりあえずログアウトしてからリセットしたのだが。

さて、何をトチ狂ったか、もう一回インストールからやり直してみた。 そしたら、全く同じ手順を踏んでるのに、ディスプレイの設定がうまくいかない。 画面表示のテストで、真っ黒になってそれっきり。 テスト前の表示には、 「だめだったら Ctrl+Alt+Backspace で中断しろ」 とあるのだが、キーを押しても中断できない。 なぜ?

その後、インストールを3回やり直して、全て失敗。 ディスプレイを、デフォルトディスプレイにしたらうまくいったが、解像度が 1024x768 になってしまった。 ま、こっちの方が日本語が見やすいのだが、狭いのはね。

結論
何となくインストールできるが、運は重要だ。

おっと、LANとMODEMの設定がまだだよ。 俺のマシンは、LANボードと何かのデバイスが衝突しているのだが、そーゆーのは大丈夫なんだろうか?