1998 10 27

桶屋は儲かるか?

川崎出張。 パソコンを触ったことのない人に、操作説明(Access97で作ったソフト)をする。 1時間ぐらいで済むかと思ったら、3時間もかかる。 その後で、前回なぜかうまくいかなかったLANの設定をやり直す。 やり直す前に、念のためということで接続の確認をしたら、あっさりつながる。 ちゃんと動いてる。 なぜ?

直帰する。 6時半頃に川崎を出て、8時ぐらいに南平について、駅を出たら雨。 泣けてくる。 涙は心の雨。

家までの道を、雨に濡れながら歩いていて、景気対策を思いついた。 貸出金利を下げて、預金金利を上げる。 この差を、すごく小さくするのだ。 すると、たくさん貸し出さないと、利益が上がらなくなる。 しょうがないから、今までなら渋っていたところにも、貸し出すことになるだろう。 ディスカウントストアでやってるような薄利多売方式だ。

貸し出し金利は、一律に下げるんじゃなくて、金額に比例して下げる。 小口の方の金利を高くするのだな。 小口ってのは、たいていが、貸し渋りのターゲットにされている中小企業なんだけど、金利を若干高くして(といっても、基本的には低いのだが)、返済を国が補助するのだ。 銀行にすれば、貸せば儲かり、返済もある程度保証されることになる。 どう?

あと、預金金利を引き上げると、銀行に金が集まる。 よけいな色気を出さなくても、貯金すれば増えると思ったら、どんどん貯金するだろう。 で、利子が高くて勝手に増えていくので、ちょっとぐらいいいかって気になって、消費が増える。 貸し渋りが解消されて、消費マインド(相変わらず恥ずかしい言葉)も刺激して、いいことばかりじゃん。 さらに、どう?