大きな階段教室で、
6の約数は、6自身を除けば、1と2と3。
1 + 2 + 3 = 6
1 * 2 * 3 = 6
このように、約数を全て足しても掛けてもその数字になる数を、完全数という。
俺は、愛と勇気と希望から出来ていて、
愛 + 勇気 + 希望 = 俺
愛 * 勇気 * 希望 = 俺
であるから、俺はミスターパーフェクト。 今後、口のきき方に気をつけるように。
と、講義している夢を見た。 生徒(外国人多数含む)が、俺にこんなことを言われて、一生懸命ノートを取っていた。 いったい何の授業だったのだろうか。 今日という日の、なかなかに恥ずかしい目覚めであることよ。
父が、牡蠣を送ってきた。 1キロちょっとある。 とりあえず困る。 これをいったいどーしろと言うのか。 そりゃもちろん、食えというのだな。
箱を開けると、牡蠣のいろんな料理法が書いてある紙が入っていた。 一通り眺めてみるに、一番簡単そうだったのがこれ。
ということで、晩飯は、猿でも出来そうな牡蠣フライ(パセリは棄却)に決定。 牡蠣は塩水ごと入ってたので、塩でゆすり洗いは出来ていることにして、いきなり水洗い。 水気をふき取る。 ふき取る? 何で? 適当なものがないので、ざるで水を切って良しとする。 油を火に掛けて、と思ったら油が足りない。 フライパンに1cmぐらいしかない。 まあ何とかなるだろう。 小麦粉が… ない。 あれ? あったはずだけど… と探したら、天麩羅粉だった。 こつのいらない天麩羅粉。 成分表によると、主成分が小麦粉だが、他にもベーキングパウダーとかいろいろ入っている。 なんだかよく判らないので、小麦粉は無くてもいいことにする。 卵をといて、牡蠣を入れて、パン粉をまぶして。 パン粉の付きが悪いけど、気にしないで、油に投入。 油、めちゃくちゃ跳ねる。 間欠泉のようだ。 牡蠣フライって、こんなダイナミックな料理だったのか! と、感心したり吃驚したり。 油が少ないので、下半分がきつね色になったところでひっくり返す。 ひっくり返してるうちに、塩胡椒を忘れたことに気付く。 後からかけりゃいいや。 全体がきつね色になって、出来上がり。 味は…