土砂崩れの被害が酷かった広島市安佐南区八木は、昔の地名が 八木蛇落地悪谷(やぎじゃらくじあくだに) なんだそうだ。 地名を変えたのは、宅地開発を進めるためだろうか。 八木以外のどこをどうとっても生活に向かない感じだし、この地名のままだったら、ここに家を建てても売れる気がしないよな。
この辺りは、障碍の言い換えと同じなのか。 それまでの言葉に染み付いたイメージを払拭するための言い換え。
いや、障碍の言い換えとは違うか。 地名の場合は、本当に悪いイメージが薄れていってしまうんだよな。 その地の危険性なんかはそう変わらないのだが、危険の体験は老人にしかなくて、老人とともに消えていくのだ。 障碍の場合は、言い換えた新しい言葉がまた悪いイメージに染まるだけだし。 例えば知的障碍者。 これを略した 「知障」 からは、発生して間がないのにもう迷惑な存在というニュアンスしか無い。
あ、いや、違わないのか。 地名との違いは、悪い情報が表に出てくる間隔の違いだけで、悪い情報が出れば悪いイメージになるんだよな。 その期間が、人生に対して長いか短いかの違いだけ。 構造は同じ。 まあ、だからどうってことも無いんだけどさ。
しかし、言い換えってのもなかなか微妙ではあるよな。 盲は視覚障碍者になったけど、盲導犬は盲導犬のまま。 視覚障碍者介助犬みたいな置き換えはしない。 俺が知らないだけかと思って検索してみたら、関連団体の名前も日本盲導犬協会だった。
そんな、視覚障碍者と盲導犬のニュース。 毎日新聞から。
さいたま市の全盲の男性(61)が連れていた盲導犬が先月、何者かに刺され、けがをする事件があった。 全国に11ある盲導犬育成団体の一つの「日本ライトハウス」(大阪市)によると、盲導犬に対する悪質ないたずらは初めてではないという。 最近10年間でも顔を蹴られたり、歩行中にしっぽを引っ張られたりしたなどのいたずらが数件報告されている。
同ハウスの盲導犬訓練所の赤川芳子所長代理は「十数年前には盲導犬にたばこの火を押しつける場面がある映画の公開後、香川県などで数件まねしたような被害が出た。今回も模倣する人が出るのでは」と懸念する。 今回被害に遭ったオスカーを訓練した育成団体「アイメイト協会」(東京都)の関係者も「これまでもたばこの火を押しつけられたり他のペットにかみつかれたりという盲導犬被害は多々あった」と明かす。
また、福岡県内の女性(43)は2010年4月、地下鉄で移動中に盲導犬の顔にペンで落書きされたことがある。 目の辺りが丸く囲まれ、鼻の下には線が書かれていたという。 女性は「目が見えないことと、盲導犬がおとなしいことにつけ込まれた。今回の被害男性も私と同じ悔しさを味わったはずで、周囲の人が気づいたら声を上げてほしい」と話した。 【垂水友里香、木村敦彦】
胸糞悪い事件だけど、それだけにいろいろ考えてしまう。
犬は吠える。 犬の口と書いて吠えると読むぐらいに吠える。 それを、刺されても吠えないまでに訓練するってのはどうなんだろう。 なんかもう訓練というより洗脳じゃないのかと。
NPOの神奈川県視覚障碍者福祉協会は、厳罰を望む旨の声明を出しているそうだ。 テレビのニュースでも 「許せない!」 というような論調ばかりなのだが。
この犯人が知的障碍者だった場合、それでも今の調子を保って非難するのだろうか。 まともな神経の持ち主とは思えないなんてコメントが、本当の意味で正解だった場合にさ。
テレビで見た被害犬のオスカーは、日の丸に見える服を着ていた。 刺された日も同じ服を着ていたのだろうか。 犯人が日の丸嫌いな国の人だった場合、それでも報道を続けることができるのだろうか。
どうやら服をめくって刺したようだし、こっちの可能性は薄いのか。 日の丸が嫌いだからって理由なら、服の上から刺すだろうし。
まさか、飼い主がやったってことは無いよな。
まあ何にしても、こうしたパターンだと続報がばったりと途絶えてしまうんだよな。 今回はどうなるんだろう。
もう随分前にSVGのテストで 目 を作ってみたのだが、その時にアニメーションもやってみようと思って、そのまま忘れてた。 忘れてたということをさっき思い出して、せっかく思い出したのでやってみたアニメーションがこれ。 瞳孔をクリックすると、アニメーションを最初から繰り返す。
SVG部分のソース。
<svg width="100px" height="100px" viewBox="0 0 100 100" xmlns="http://www.w3c.org/2000/svg">
<path stroke="#fff" stroke-width="0" fill="#f0f0f0" d="M 0 50 Q 50 10 100 50 Q 50 90 0 50" />
<circle fill="#000000" cx="50" cy="50" r="20" id="c1" />
<path stroke="#fff" stroke-width="1" fill="#fff">
<animate attributeName="d" dur="3s" repeatCount="1" begin="0s;c1.mouseup" fill="freeze"
values="M 0 50 Q 50 10 100 50 Q 50 50 0 50;
M 0 50 Q 50 10 100 50 Q 50 10 0 50" />
</path>
<path stroke="#000" stroke-width="1" fill="none">
<animate attributeName="d" dur="3s" repeatCount="1" begin="0s;c1.mouseup" fill="freeze"
values="M 0 50 Q 50 50 100 50;
M 0 50 Q 50 10 100 50" />
</path>
<path stroke="#fff" stroke-width="1" fill="#fff">
<animate attributeName="d" dur="3s" repeatCount="1" begin="0s;c1.mouseup" fill="freeze"
values="M 0 50 Q 50 90 100 50 Q 50 50 0 50;
M 0 50 Q 50 90 100 50 Q 50 90 0 50" />
</path>
<path stroke="#000" stroke-width="1" fill="none">
<animate attributeName="d" dur="3s" repeatCount="1" begin="0s;c1.mouseup" fill="freeze"
values="M 0 50 Q 50 50 100 50;
M 0 50 Q 50 90 100 50" />
</path>
</svg>
アニメーションしたい要素の子要素として animate を置き、ここでアニメーションしたい属性値を指定する。 今回はJavaScriptなどを使わずSVGの機能だけでやってみたけど、簡単なアニメーションなら本当に簡単に実装できるんだね。