震災後はいろいろあるから、特に女性は注意しましょう。 そんな記事を読んでいて気になったのが、義援金詐欺について。
最後に、震災のたびに問題になるのが、義援金を利用した詐欺行為です。 警察庁が今年1月に発表した 「振り込め詐欺の認知・検挙状況等について(平成23年1月)」 によると、振り込め詐欺の被害にあった女性は全体の73.8%と、男性の21.8%を大幅に上回っており、女性が被害に遭いやすい傾向がうかがえます。
何故ここまで男女で違うのかも興味があるところだが、もっと気になったのは数字。 記事中の数字は、男が21.8%、女が73.8%となっていて、合計すると95.6%なのだ。 100%に足りない4.4%は何だろう。
記事中に示されている 振り込め詐欺の認知・検挙状況等について(平成23年1月) によると、振り込め詐欺被害は、
男(%) 女(%) 19歳以下 0.1 0.3 20〜29歳 1.2 1.0 30〜39歳 2.6 1.7 40〜49歳 1.7 1.8 50〜59歳 2.8 8.6 60〜69歳 6.3 22.9 70歳以上 8.1 40.9 合計 22.8 77.2
となっていて、男女合計すれば100%になっている。 振り込め詐欺について男女別に示す資料はこれだけだし、違うものを見ているとも思えない。 単なる転記ミスにしては、数字が違い過ぎる。 いったいどこから来た数字なんだろう。 まあ、記事の主題とは直接関係しない枝葉で、割とどうでもいいことではあるのだが。
それにしても、こうして男女別・世代別にすると、何をターゲットにすればいいかが一目瞭然だな。