プラネタリウムがあったとは知らなかったな。 じゃあ何処のプラネタリウムを知っているのかと言われても困るけど。
星を見るのは好きだが、それは別に本物の星でなくてもいいのかもしれない。 この機械が古びた天球スクリーンに映し出す偽物の星も、けっこういいものに思えたから。 けど、考えてみれば、本物の「満天の星」ってのを、随分と見てないんだよな。 今度、どこかに見に行ってみようかな。 ああ、でも、俺の視力ではもう何処に行ったところで大して見えはしないのか。
古い小学校をそのまま展示室としたものがある。 その古い校舎の何処を見ても懐かしく感じるのは、俺が5年まで通った小学校も木造の小さなものだったからだろう。 これは、そんな校舎の中にあった、パンフレット置き場の貼り紙。 地元の小学生からのメッセージかな。
金蛇。 蜥蜴の仲間なのに、○○トカゲではなくヘビと名付けられているのは何故?
羽の生えているのは、この日までただ遊んで過ごして来たであろう雄。 これから、新女王を奪い合って戦うのだ。 たぶん。
一匹しか勝ち残れない競争をしなければいけない雄。 勝ち残ったのが誰であろうが受け入れなければいけない雌。 そう考えると、働き蟻でもいいのかもしれないという気がしないでもない。
持ち上げたグラスの下に、ゆらゆら揺れる光と影。 なんか、胎児の見る夢って感じ。
ちなみに、影の立っている指は人差し指。 俺、グラスを持つときに人差し指を立ててるんだよね。 何でだろう。