今日から来月5日の木曜まで連休。 その後、金曜はいいとして何故か土曜が出勤日で、翌週の月曜が休みだったりする。 金曜と土曜に休暇を取って10連休にしろってことだろうか。
俺は、残念なことに5月4日がシステム更新で出勤日。 そんな日に出勤して、しかし実際の作業には1時間かからない予定。 虚しいような、そうでもないような。
まあそれでも連休ではあることだし、今日は渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムで 俺たちの国芳 わたしの国貞 を見てきた。
展示されているのはボストン美術館の所蔵品の数々。 結構たくさん展示されていて見応えがある。
で、予想通りではあるのだが、大変な混雑状況だった。 入り口近くに3枚セットの大作が並んでるせいで、最初から全然人が動かない。 どうせ何周かするのだからと、混んでるところを飛ばして最後まで見てから戻ってみたら、さっきの倍ぐらい混んでいた。 嗚呼…。
一通り見て思うのは、展覧会のタイトルの通りだってこと。 国芳はいかにも 「俺たち」 だし、国貞はどこか上品に 「わたし」 という雰囲気なのだ。 そういうのに当てはまるものを選んで展示してるんだろうと思いながらも、上手いこと言うものだと納得してしまった。
俺は俺なので好みも俺たちの方。 ということで、特に印象に残ったものを挙げておこう。
あまりに有名で今更って感じもするが、見て単純に面白い。
タイトルが長いのは、タイトルで場面の説明をしてるから。 そもそもタイトルのつもりじゃないのかもしれない。
これも同じ系統。 巨大な魚と荒れる波の躍動感が良い。
割と長い時間足を止めて見ていく人が多いのだが、そのほとんどが魚の鱗のぐるぐる模様に言及してた。 まあ、気になるよな。
芸能人ではなくて、街で見かけた美人を描いた感じ。 服も質素だし。 タイトルから察するに、一時期話題になった美人時計みたいなものか。
素麺を食べている女が、天海祐希にちょっと似てる。
これも美人時計。 猫を踏んでいるのだが、虐めてるんじゃなくて遊んでやってるんだろう。
この絵を見た人の何割かは、自分もこんな風に猫を踏みたいと思い、また何割かは、自分もこんな風に美人に踏まれたいと思うのだ。 当時も今も。 時代を超えて。
館内はそう広くないというかむしろ狭い方だと思うのだが、それでも3周するとさすがに疲れる。 最初はどこかと梯子するつもりで早めに家を出たのだが、体力の限界を悟って帰ってきた。
H&Mの看板は早くも夏仕様。