小待宵草(コマツヨイグサ)
片食と違って夕方から開く。 なので写真写りは今一つなのだが、俺が仕事から帰ってくるのを待っててくれるのだと妄想すれば、写真写りとかどうでも良くなるな。 俺が陰陽師だったら名前を付けて式神にでもしているところだが、生憎そっち方面の才能はないんだよなぁ。
この小待宵草、浅川の河原で拾ってきたものなのだが、北米原産の外来種だったらしい。 Wikipedia によると
鳥取砂丘を緑化し、又、在来種と競合し、在来種の数を大きく減らし、生態系を崩す事から外来生物法により要注意外来生物に指定され、現在各地で駆除が実施されている。 又、効率的な駆除方法が検討されている。
だそうだ。 砂丘を緑化できるなら、サハラやゴビなんかの砂漠にも植えればいいと思うのだが、完全な砂漠を緑化するまでの根性は無いのかもしれないな。
外来種ということは、式神にしたらやっぱり異国情緒豊かになるのだろうか。 どうせなら、羊達の沈黙の頃の Jodie Foster みたいなのがいいな。
「オカエリナサイ」
「あ、ただいま。 何か嬉しそうだけど、いいことあった? って、あ、そろそろ咲く頃か」
「フフッ… タシカメテミマスカ?」
なんて、式神ジョディーとの楽しい日々。 まあ夏限定なんだけど。
しかし、今更言うことでもないが、普通にそこらにある花の多くが実は外来種だったりするんだよな。 いずれ人もそうなるのだろうか。