2018 12 29

Happy Birth Die

テニスの錦織圭がオーストラリアで試合の前に記者会見をしていたら、サプライズで誕生日のお祝いが始まった。

Happy birthday to you !

ケーキを持って歌いながら現れる定番のやつだが、聞こえてきたのは

ハッピバースダイ

だった。 Dayをダイと読むオーストラリア訛りについて、知識としては知っていたけど、映画以外で聞いたのはこれが初めてかも。 まあ、その映画ってのも、覚えているのは Crocodile Dundee ぐらいだが。

日本がIWCを脱退するそうだ。 もうしたのかな。 まだしてないならさっさとすれば良いが、それにしても今更だよな。 捕鯨禁止以外には話し合わないってんじゃ、負担金払ってまで参加してる意味ないだろう。 今まで何をモタモタしてたのか。 ちなみに、捕鯨反対を最も強硬に唱えているのがオーストラリア。

ところで鯨だが、寿命を全うした最後は溺死なんだそうだ。

呼吸するには水面から噴気孔(鼻)を出す必要があるのだが、泳ぐ体力がなくなると浮上もできなくなる。 その結果、呼吸ができなくて溺死。

たまに鯨が浅瀬に乗り上げて動けなくなっているのがニュースになるが、あれ、死期を悟った鯨が最後は楽に死にたいと思っての行動なのかもしれないんだよな。 仲間の鯨が踠き苦しみながら沈んでいくのを見て、あんな最後は嫌だと。

色々原因が推測されてはいるが、高い知能を持っている鯨なのだから、安らかに死ねる場所を求めた結果って可能性もあっていいだろう。

しかし実際にこれだったとすると、救助に現れる善意の人たちは、鯨にとっては死神みたいなものだな。 せっかく浅瀬に乗り上げて、あとは眠るような死を待つはずだったのが、無理やり沖に連れて行かれるのだから。 しかも、最後の力を振り絞ってまた浅瀬に戻ってきたら

「一度こうなってしまうと、何度沖に返しても戻ってくるんですよねぇ」

なんて、戻ってくる度にまた沖に連れて行かれるのだ。

まあ、人間だって似たような扱いだったりするんだけどさ。