物体間で引き合う力、つまり重力(引力)が、重力子の交換によるものであるように、男女間で惹き合う力、即ち魅力も、ある粒子の交換によって形成されるものである。 これを性駆子という。 性駆子にはT型とO型の2種類があり、同種間には斥力が、異種間には引力が働く。 性駆子は、本人の意識とは関係無しに、常に周囲に広がって場を作る。 しかしこの場は、観測者自身の場と干渉した結果、即ち興奮としてしか観測できない。 興奮によって観測された性駆子の発散を、不意悦漏紋と呼ぶ。 様々な条件で不意悦漏紋を取ることにより、性駆子の性質が判る。 性駆子は厚手の衣類で簡単に遮蔽できる。 しかし、遮蔽の仕方によっては、逆に性駆子の発散を増幅することもある。 スリット状の隙間が、性駆子を集中させることが知られている。 スリットに限らず、性駆子が集中して流れを形成するとき、これを性駆子流束という。 と、ここまで考えて、飽きた。
「生まれた街のあの白さを、あなたにも見せたい」 だっけ。 ここで産まれて育ったのだと言える場所を持っているってのは、いいよな。 それで何が変わるって訳じゃないんだろうけど、なんとなく羨ましいよ。 俺の一番古い記憶は、2回の引越しの後らしい。 「子供の頃」 と言って思い出すのは山口県の防府市なのだが、あ、ちょっとヘヴィなことを思い出した。 続きは明日にしよう。