バブル

泡吹虫

アワフキムシの幼虫の巣。

アワフキムシはカメムシの仲間。 植物の茎から汁を吸い、吸った汁から養分を吸収して、残った水分を排泄する。 この排泄された水分に混ざる他の排泄物によって、ある種の石鹸水が作られる。 これを泡立てて、この巣を作るのだ。 人に例えるなら、泡立った小便に潜っている状態か。

わざわざ泡の家を作るのは防御のため。 実際、蟻などは侵入すると溺れてしまう。 もう圧倒的な防御力を誇るのだが、恐ろしいのは、この泡の壁を破るように進化した虫もいるということ。 ある種のゴミムシは、長くのびた首によって溺れることなく中の幼虫を食ってしまうのだそうだ。