1998 05 12

野生の街

今日も昨日もその前も川崎に出張。 仕事は多分順調。 心身ともに不調。 システムは、なんとなくうまくいってるようで、今日はすぐ帰った。 明日、ちょいと面倒な変更をして、それを持って明後日また川崎の予定。 片道1時間半ってのは、結構消耗するんだよね、人として。

川崎駅行きのバスでのこと。 俺の後ろに座っていた高校生のつがいが、嘘をついたとかつかないとか、下らないことで喧嘩していた。

実際のところ、 「何で嘘つくの?」 って言われたら、もう終わりだ。 どっから見つけてきたか知らんネタに、勝手にいろいろ想像して、嘘だと決め付けて、これまた勝手に腹を立てる。 この時点で、嘘じゃないと言う説明や言い訳は、全て却下される。 ってゆーか、聞いてない。 言えば言うほど、悪者扱いだ。 そもそも、自信が無いから… まぁいいか。 なんか、文句が生々しいけど、俺のことじゃないよ。

そのバスの窓に、専門学校の広告が張ってあった。 その学校の設置しているコースがね。 地球環境学部と、もう一つなんとかって学部があって、地球環境学部が2つの学科に別れていて、その一つが、 アフリカンワイルドライフ科。 だいたい新手の専門学校には怪しい専攻が多いんだけど、アフリカンワイルドライフって…

川崎駅前の地下街の本屋で、暇つぶしの本を物色してた。 本屋の横のトイレに行こうとしたら、トイレに向かう通路に何か落ちている。 「ん?」 と、よく見たら だった。 何でこんなとこに? と思いながら先を見たら、通路からトイレ内にかけて、点々とある。 ほぼ等間隔に、いくつかは人に踏まれて、床に落ちている。 そのあり方からして、単に間に合わなくて、漏らしちまったという感じではない。 どこかでやったものを、少しずつ分けたものでもない。 移動しながら、少しずつ出した結果だと思われる。 帰りに迷わないための道標かとも思ったが、トイレに行くのに糞が道標じゃ、よほど溜め込んでない限り、トイレに着いたときにはもう抜け殻だ。 その可能性は低い。 ということで、これはきっと 縄張りの主張 に違いない。 マーキングってやつね。 川崎駅前の地下街は、厳しい戦いの場なのだ。 気を付けなければいけないな。

はっ!もしかしてこれが、アフリカンワイルドライフ?