1998 06 02

バイオワンダーランド

2時間ほど、ひたすらコーディングして、さて、そろそろ試してみようかなと思ったのだな。 で、実行すると、制御がデバッガに帰ってこない。 どうやら、どこかで無限ループになってたらしい。 VBって、こうなっちまうともうどうしよーもないんだよね。 泣く泣く強制終了。 俺の2時間の集中の成果が、電子の海の藻屑だよ。 気を取り直して、また2時間かけて復元して、今度はちゃんとセーブしようとして、間違えて実行ボタンを押しちまった。 ご丁寧に、さっきの無限ループまで復元したらしくて、またも制御不能。 はぁぁ…

そんなこんなで、久しぶりに10時過ぎまで仕事した。

+

昨日、久しぶりに米を炊いた。 炊飯器のスイッチを入れて、テレビ見て、本読んで、気がついたら3時だったので、食わずに寝た。 で、11時ちょっと前に帰ってきた今日。 せっかくだから何か作ろうかと思って、冷蔵庫を覗いてみた。 冷蔵庫は、覗く度に発見がある。

なんだか、とってもスリリング。 バイオワンダーランドとでも言うのかね。

バイオといえば、さっきテレビでやってたのだが、遺伝子組み替え農作物。 遺伝子組み替え技術適用の表示義務化を求める消費者側の声に対し、 厚生省の対応は、 有害であることが証明されているわけではないので、規制することはできない という、まぁいつものやつ。

遺伝子組み替え農作物って、確かほとんどがアメリカからの輸入だったはず。 安全性の検査を急いだのも、購買意欲をそぐような表示をしぶるのも、あちらさんを気にしてのことなんじゃないのかね。 どう考えたって、 「安全性がきちんと証明されるまでは規制する」 というのが、本来のあり方だ。

多分、厚生省の職員も、個人的にはそう思っているのだが、立場上そうは言えずに、マニュアル通りの受け答えをしているのではないかと思う。 インタビュー時の緊張した受け答えを見ていてね。 ある種の怠慢であるにしても、役所の名前ほどに厚かましく生きてるわけじゃないんだなと、ちょっと思ったのだよ。

実は俺は、遺伝子が組み替えられてるかどうかなんて、全然気にしてない。 むしろ俺の遺伝子を組み替えてほしいぐらいだよ。 歯が何度も生えるように。 光合成ができるように。 もうちょっと度胸がつくように。