1998 06 03

外見で判断しないこと

朝。 電車の中。 俺の横には二人分の空きが、俺の向かいには一人分よりはちょっと狭い空きがあった。

百草園で、婆さんが乗ってきた。 俺の横に座ろうとして、ふと、俺と目があったと思ったら、くるりと向きを変えて、向かいの狭い空きに行ってしまった。 嫌な感じ と思ったのだが、なぜかその後、電車が込んできても、俺の横はあいたまま。 分倍河原で降りて振り返ってみたら、さっきまで俺が座っていたところに、きっちり3人座ってた。

嫌な感じなのは、俺?

なんだかなぁ。 こう見えても、けっこういい人なんだよ、俺は。 「あぁ、俺っていい人」 って思うの好きだし。