1998 06 18

投票率

投票時間を2時間延長してみたけど、やっぱり投票率は上がらなかったという話。 当たり前だ。 行かない奴は24時間やってたとしても行かないよ。 自分には関係ないと思ってるからね。

と、けなしてばかりいないで、投票率を上げる方法を示しておこう。

その1:棄権もひっくるめて、全部投票と考える

以前から思っていたのだが、棄権票を棄権と見なすのではなく、その選挙自体に対する不信任票とするのだよ。 これで、投票率100%だろ。

不信任が過半数だと、選挙やり直し。 ずーっとやり直してると、いろいろ支障が出てくるだろう。 けど、いよいよ本格的に困ったらみんな誰かに投票するから、それまでやれ。

その2:投票しない人の税率を上げる

目に見えて持ってかれるのには、みんな敏感だからね。 地方選挙なら住民税、国政選挙なら、保険料を上げる(支給額はそのまま)とかだな。

このさき、IDカード兼カードマネーが本格運用されるようになったら、投票棄権者だけ消費税率を上げるってのも、手軽かつ確実でいいかもしれないな。

ま、実際のところ、投票時間の延長を言い出した方も、大した効果があるとは思っていなかったのだろう。 何かやってるところを見せないと、やっぱりまずいかなぁと思っただけだ(たぶん)。 それに、効果があると困るんだよな。 庶民が政治に関心持つと、お上が何かとやりにくくなるだけだし。 特に与党にとっては、無党派層が選挙にこないこと(つまり、支持団体のみが投票すること)が、自分たちの安泰に直結なわけだからね。

あ、投票率だが、20年後ぐらいからは確実に上がるということに、今、気がついた。 そのころは、老人の割合がやたらに増えてるはず。 そして、老人は選挙に行く。 選挙の結果が、かなり判りやすい形で、生活に跳ね返ってくることが多いからだ。 上のその2のパターンだね。

俺としては、選挙クィーンの楽しい接待があったりすると、選挙にも張り切って行く気になるんだけどね。