1998 09 06

やっと眠れる

連日、深夜から明け方まで 「ガガガッダダダッ」 と掘ったり埋めたりで、すっかり睡眠不足。 最近は殺意まで感じていたのだが、工事はどうやら金曜日で終わったようだった。 でも、俺ん家の前の道路って、2ヶ月おきぐらいにほじくり返してるんだよな。 何をやってんのかね。

買おう買おうと思いながら、店に行く度に他のものを買ってしまって、ずっと後回しになっていたMOを買ってきた。 IO-DATA MOF-H640B という、内蔵用の640MBのもの。 早速こいつを装着して使ってみたけど、思ったよりも速い。 ディスクが綺麗。 動作音が静か。 よいよい。

こないだパソコンがぶっ壊れて、仕事で作ったソフト(の、他でも使えそうな部分と、他で使うために汎用化した部分)約5年分が無くなってしまった。 バックアップは大切なのだ。 これからはバックアップをまめにとるのだ。

iMac の実物を初めて見たのだが、 「なんだこりゃ?」 だった。 すぐそばに20周年記念モデル(?)が並べてあって、それと見比べてしまうせいか、半透明のプラスチック(?)が安っぽくてちゃちい。 お子さま向けなのだ。 「かわいい」 を多用する人の感覚には合うのかもしれないが、俺に訴えるものはない。

だいたい、Macintosh というのは、ソフトの思想というかビジョンが売りだったんだよな。 初代マックは、わざわざ 68000 という(当時としては)ちゃんとした管理機能を持ったMPUを使いながら、user mode じゃあ制約が多いという理由でなんでもかんでも supervisor mode で走らせて、やたらと爆弾マークが出ることになった。 しかし、それを 「しょうがない」 と許せるぐらいに、GUIが凄かった。 Microsoft がそれをまねするのに10年以上もかかったほどに。 マックユーザーをマック信者に変えてしまうほどに。

それが最近では、一通りのアイディアがパクられたこともあって、落ちる一方だった。 起死回生を狙っての iMac である。 デザインやスペックなんかで目先を変えるのではなく、マック登場時のような、あるいはNeXT登場時のような、衝撃のシステムを見せて欲しかった。 せっかくジョブズが戻ってきたのだから。

というのが、マックを越えることを目標としていた X68000 ユーザーとしての感想(感傷)である。 まぁ実際のところは、OSの開発が間に合わなかったのだろうが。 次期OSはどうなるのかね。

おうっ!黒沢監督が死んだのか。