1998 10 12

俺ならよけちゃうよ

会社は3連休なのだが、世間一般は今日は休みではないらしい。

朝、ニュースを見ていた。 休日の月曜日を一日増やす(増やそうとしている?)のだそうだ。 で、その日を指してハッピーマンデーというそうだ。 だっせぇ。 恥ずかしくないのかね。

朝飯食ってから、また寝た。 目が覚めたら4時過ぎだった。 ハッピーマンデーだ。

SkyPerfecTV に加入してないのだが、フジテレビで見ることができた。

RICKSON GRACIE vs 高田延彦

高田が、またも1ラウンドギブアップ負け。 負けるのが当たり前だったと思う。 というのも、あのリングの上で高田がやったのは、グレーシー柔術だったからだ。 フェイントからタックル、グラウンドに持ち込んで有利なポジションを取って、じっくりと関節技に移行する。 このグレーシー柔術の流れを、高田もやろうとしているように見えた。 同じことをやるなら、よほど体力的な差がない限り、技術の優れた方が勝つ。 そしてグレーシー柔術という技術体系の世界では、ヒクソンは専門家で高田は素人だ。 負けるべくして負けたのだと思う。

さて、 「最強の格闘技は何か?」 ということを、格闘技好きはよく言うが、これは不完全な質問だ。 正しくは、 「この状況で、この条件で、最強の格闘技は何か?」 である。 そして、状況・条件を詳細に示す段階で、答えが明らかになっているだろう。 それぞれの格闘技には、それぞれに異なった想定する世界があるからだ。 「何でもあり」 で闘ったとき、どの格闘技が強いかというのは、その問いが既に破綻している。 「何でもあり」 は、ボクシングでも空手でもレスリングでもない、 「何でもあり」 というものなのだ。 俺はそう思う。