1998 12 04

ボーナス

今日はボーナスの支給日だった。 給料明細は庶務さんが配って歩くが、賞与明細は、課長が一人一人に手渡すことになっている。 で、毎度のことなのだが、明細を渡すのに前口上がある。

誤解を招かないように、総務から来ている資料をそのまま読みます。 えー、今年上期なんですが、我が社は皆さんの尽力によって、何とか黒字を達成しました。 しかしながら、当初の目標である…(うだうだ)…本社が赤字決済になるという不況の…(うだうだ)…皆さんの労に報いるということで特別に…(うだうだ)…

どーでもいいからさっさとよこせっ! うだうだ喋りやがって。 だいたい課長が明細を手渡したところで、有難味なんてこれっぽっちも増えないぜ。 むしろ仕事の邪魔だ。 あんなもの、金額見たら即ゴミ箱行きなんだから、よけいな手間をかけずにさっさと渡せ。 鬱陶しい。

なんて不平不満を隠している俺の支給額は、50万ちょっと。 周りの人の話を聞くに、どうやら前回よりも少ないようだが(と言うのも、俺は前回の支給額を覚えていないのだが)なんの問題もない。 ローンも、特に欲しい物も無くて、ボーナスを当てにする必要がないからだ。 強いて言えば、欲しい物がないってことが問題だよ。