1999 01 02

一年の計

1と2では倍違うのだが、その差1は365のわずか0.27%で、誤差の範囲内であるとしてよい。 つまり、一年の計は元旦でも二日でもよいということだ。 ということで、今年の俺はどう進化しようか? などと考えていたのだが…

生物の進化である。 進化することが良いこと(或いは、勝利すること)とされているのは、進化の末に人間がいると考えるからだろう。 テレビ番組だと、水中から陸上に上がることが、まるで感動のドラマのように扱われたりする。 「より多くの酸素を求めて、水上に出ようとし、何世代もかかってついに」 なんてね。

それは違うんじゃないかと、俺は思うのだ。

強い魚に追われた弱い魚が、水辺でこそこそ生活するようになる。 水辺でも、より弱いものが浅いところに追われる。 そうして、常に背中が空気にさらされる環境で、体を粘膜で覆ったものが現れる。 そこでまた、より弱いものが頻繁に陸上に追い上げられて…

魚類から両生類への進化は、そんな風だったと考える方が自然な気がするのだよ。 両生類→爬虫類→哺乳類という進化も、猿→人というのも、 「弱者が、過酷な環境に追いやられて、やむなく適応する」 という繰り返しではなかったかと。

そう考えると、人は 「銃を手に入れた苛められっ子」 というところ。 スリリング。

結論
なるべく朝飯を食う。 朝から天麩羅食ってつやつやリップ。