1999 01 10

見える?

デスクトップマシン(馬鹿牛)は、だいたい2時間半で沈黙するようだ。 大枚はたいて身請けしてやったというのに、その恩を仇で返すこの態度。 この際だから、新しいのを買うかな。

テレビで、会議で、発表会で、いつも気になる台詞がある。

「〜したいと思います」

「それでは、ゲストの皆さんを紹介したいと思います」 っていうあれね。 「します」 じゃなくて 「したいと思います」 と言うのは、何故? したいと思うけど、先のことはどうなるか判らないってことか?

個人サイトで時々見かける 「日本語だけですみません」 てのも、気になるな。 そんなことで謝る必要はない。 「日本語の読めない奴は帰れ」 でいい。 むしろ 「日本語を読め。 行間を読め。 そこにある思想まで読め」 ぐらい言え。 俺が許す。

そういう上っ面とはあんまり関係ない話だけど。 W3C という団体があって、HTML や CSS の規格を作っている。 規格は、そのベースとなる思想とか方向性とか( HTML4.0 であれば、障害者がより簡単にアクセスできるようにする等)を実現させるために、明文化されたものだ。 この規格は、インターネットの普及と追いかけっこで固まってきたため、現状では、HTML3.2 や HTML4.0 を(その思想まで含めて)きちんと守っている WebSite は、あまり多くない。 (チェックが Another HTML-lint で出来る)

さて。 俺が思うに、個人のページでは何でもありだ。 規格を無視して見栄えに走ってもいい。 そんなもの知らなくても、なんの問題もない。 が、企業の、それもソフトウェア会社のサイトは、そうではない。 規格は遵守しなければならない。 そういう規格にどれだけ対応しているかが、その会社の(インターネット)文化度であると思うからだ。 何らかの考えがあって、敢えて無視しているならまだ救いがあるが、知らないというのは、それはそれは恥ずかしい話なのだ。

というのはね。 俺の会社も WebSite を開設して、会社案内みたいなことをやっているのだが、これが全然駄目なのさ。 いや、駄目ってのは、内容じゃなくてソースが、なんだけどね。 内容の方は、同期の女の子が出てきてるのでコメントしないけど。 ま、困ったもんなのさ。