1999 02 08

具体的に

40℃直貼りは、サロンパスだったかな。 あのCMの女の人は、俺の好みからは遠いのだけど、背中から腰にかけてってのは、なかなかに訴えるものがある。 ちょっぴりかき立てられるものがあるのだよ。 それはそれとして、40℃というのはどうなんだろう。 あれ、36℃ぐらいでもいいなら、俺が貼り付いてあげるんだけどな。 36℃直貼り。 俺が。 だめ? (ほとんど子泣きじじい)

携帯電話やPHSで、着信音がチープな音楽になってるやつ。 あれで、どらえもんや宇宙戦艦ヤマトを聴かされるのは、かなり 「ちっ!」 なんだけどね。 チャクメロで本ができて、しかもそれが結構売れるというのは、すぐに自分のだと判っていいという以上に何かがあるのだろう。 が、かける/受けるしかしないし、する気もない俺には、それが何だか全く理解できないね。 暴走族の爆音と同じだよ。

そんな俺が気になっているのが、バイブ機能。 着信音があれだけ弄れるのだから、着信振だってカスタマイズできてもいいだろう。 チャクバイブカスタマイズ機能 「大胆に、微妙に、あなた好みの振動を設定できます」 なんてさ。 で、さらに一歩進んで、 バイブ部分を本体と切り離し可能にする のだ。 携帯電話本体はバッグの中でもいい。 彼女は、バイブ部分を文字どおり身につける。 で、一緒に歩いてるときにいきなり電話したりして、ほらほら…彼女の方は、いつかかってくるか判らなくてドキドキ…実用的で刺激的。 誰かがもうやってそうな気がするな。

朝、電車の中。 俺の前に座っていた女の子が、携帯を取出して電話した。

「とお君? わたし。 起きた? ちゃんと起きた?」

モーニングコールだった。 ちょっとうらやましい。 俺もあんなふうに起こされたいな。 いや、電話なんかよりも、直接起こされた方がいいな。 うん。 味噌汁の匂いなんかが漂っててさ。

「ごはんできたわよ。 ねぇ、起きて」

「んー、あと五分」

「もぉ、いつもそれなんだからぁ。 ほら、起きてってばぁ」

「じゃあ、耳元で10数えてくれたら起きる」

「しょうがないわねー。 ひとーつ、ふたーつ…」

(ぐいっ)

「きゃっ、ちょっとぉ、ごはん冷めちゃうでしょ」

「うん。 だから冷めないうちに、ね。 いただきまぁーす」

「あんっ… あ…」

目を覚ませっ!

明日は川崎。