1999 03 03

耳が弱いこと

優しい空気。 オレンジ色の満月。

風呂から上がって気がついた。 左耳の黒子から毛が生えている。 剛毛一本。 抜こうとしたのだが、痛くて挫折した。 しょうがないから切った。 この先、切っても剃っても刈っても抜いても、きっとまた生えてくるのだろう。 毛はまた伸びる。 黒子から。

いろいろ考えているうちに、臓器移植ってのは、食事と同じなんじゃないかと思えてきた。