1999 07 16

はんとはやりたいくせに

夏本番、胸に集まれ体脂肪

最近、三瀬真美子さんがお気に入り。 彼女は、ShapeUpGirls だったかな。

爺さんになってしまったらできなくて、若いうちなら当たり前にできるけど、普段ほとんどしないこと。 そういうのを、できるうちに意識してやっておくのが、後悔しない人生ではないかと、ふと思ったのだ。 で、それは何だろうと考えて最初に思いついたのが、年を取って体が固くなったら自分の足の裏の臭いを嗅げなくなるということだった。 俺の人生って…

これまで、足の裏に鼻を近づけて臭いを嗅いでみたことがない。 せっかくだからやってみた。 立ってるだけでも汗をかく蒸し暑い日に、革靴を履き徹した足の裏は、ツンとくる甘酸っぱい臭いだった。 いきなり後悔。

会社で昼飯を食いながら

「PrintScreen だっけ、画面コピーを取るの」

「うん」

「あれで画面コピーとって、ペイントとかワードとかに貼り付けるだろ」

「うん」

「そこでまた画面コピーとって、また貼り付けると」

「画面の中に画面か」

「そうそう。 どんどん繰り返すと、画面の中に画面、その中にまた画面、その中にまたまた画面…」

「それ、楽しいか?」

「うん。 画面コピーを初めて取ったときは、お前もやっただろ?」

「やらねーよ。 考えもしなかったよ、そんな馬鹿なこと」

「また」

「何が『また』だよ。 コピー取った画面だって気が付かなくて、何度もクリックしたことはあるけど」

「そっちの方が馬鹿だろ。 鏡に映った自分と喧嘩する猿と同じレベルだよ」

「まぁそうだけど、猿はないだろ」

「いいんだよ、猿で。 俺のは、あくまでも知的探求心だからな」

俺は、この 「画面の中に画面…」 を、誰もが一度はやったことだと思っていたのだが、どうやらそうでもないらしい。 何人か他の人にも訊いてみたが、やったという人が一人もいない。 あげく、 「渡邊さん、それちょっとマニア入ってますよ」 なんて言われてしまった。 そうなのか? マニアなのか?