1999 10 08

川崎も嫌い

月曜日。 川崎直行。

  1. 俺のプログラムをインストールして、
  2. SQL-Net の設定をして、
  3. サーバー側にあるはずのテストデータを受信確認して、
  4. 操作説明をして
  5. ちょっと様子を見て

3時ぐらいには帰るつもりだった。 んが、SQL-Net の設定がうまくいかない。 接続できずに、エラーが帰ってくる。 何でだろうと思って電話してみたら、俺が持っている設定資料は古いものだとのこと。 最新版のIP,PORT,SID,UID,PASSWORDを教えてもらい、それでもう一度やってみるが、駄目。 設定の仕方をちょっと変えてみるが、それでも駄目。 別のところに電話してみたら、設定値は俺が持っていった資料でいいはずとのこと。 さらに、作業中にIPアドレス衝突のメッセージまで出てくるし。 いったいどうなってんだ?

そうこうしているうちに電話がかかってきた。 「急遽そっちで説明会をすることになったので、そこで操作説明をしてくれ」 だそうだ。 ここのオペレーター二人にちょこちょこっと説明するはずだったのが、他社の人が4人もきて、なんだか大げさに。

説明会は2時から始まって、終わったのが6時過ぎ。 しかも帰り際に、 「今日中に、最新版のプログラムを送ってくれ」 なんて言い出して、しょーがないから、それからまた府中の事務所に戻って、そっち用に設定したプログラムを修正してメールで送った。

疲れた。

火曜日。 川崎直行。

また今日も SQL-Net の設定。 結局、最初に俺が持っていった資料が正式版だったらしい。 で、その資料のポート番号が間違っていて、申請の手続きでまた間違っていたのだそうだ。 なにそれ? 正しい値で設定したら、ちゃんと繋がって、サーバーのデータベースが見れるようになった。 当然だな。

で、見れるようになったのはいいが、データが1件もない。 出荷済みのデータを、試験用に入れといてくれるはずなのに。 現場担当者が発注の方を確認するが、そっちにもデータがない。 これはおかしい。 ということで販売システムの方に電話してみたら、そっちがボロボロで、今必死で対応しているとのこと。 早ければ3時ぐらいにデータが送れるんだそうだ。

それが判ったのが11時。 3時まであと4時間。 川崎駅の和幸でトンカツ食って、暇つぶしの本を買って、輸送センターに戻って、待つこと3時間。 3時をまわって、発注の方には、国内向けのデータは何件か入ってきているが、輸出のデータは無し。 また電話で訊いてみたら、輸出の方はまだトラブっていて、こっちにデータが来るのは6時ぐらいになるらしい。

それからまた数時間待つが、やっぱりデータが来ない。 「今日はもう無理だろう」 ということで撤収。 ちなみに、本運用開始の予定日は明日。

明日は VAIO を持っていこうと思って、そういえば鞄らしきものを書類入れしか持ってないことに気付いて、南平の駅を出て、閉店間際のダイクマ南平店で6千円ちょっとの鞄を買った。

疲れた。

水曜日。 川崎直行。

データが3件きていた。 受信確認。 帳票出力確認。 項目が入ってないところが何ヶ所かあって、 「少なくともこれが出ないと困るんですが」 なんて言われて、調査。 結局、発注でデータを入力する人が間違っていた。 「こっちが間違っていることに、今、気が付きました」 なんて、電話がかかってきた。

自動データ作成のところで、データの組み合わせによっては無限ループになるところが見つかって、それを修正。 その他、使い勝手に関わる部分をちょこちょこ変更。 プログラムをメールで送った先からの電話問い合わせへの対応。 なんてことをやっているうちに夕方。 結局データは最初の3件だけしか来なくて、販売に訊いてみたら、途中のシステムがまた 「大暴れ」 なんだそうだ。 VAIO のキーボードは、まだまだ改良の必要があるなと痛感して、その日は終了。

疲れた。

木曜日。 会社に寄って、それまでの変更分を三島にメールで送ってから川崎へ。

今日は何となく動いているらしい。 データも、僅かながらも、来ているらしい。 販売の方は相変わらず 「大暴れ」 らしいけど、俺のがちゃんと動いてるっぽいからいいや。 自動データ作成で、 「こんな風にできると、たすかるんですけど」 と言われて、 「それはちょっと時間がかかりますね」 なんて答えつつも、対応を検討。 しようと思ってソースを見たら、既にその機能が入っていた。 そういや、あったらたぶん便利だろうと思って、作っておいたんだった。 自分でも忘れてたよ。 ということで、その機能を有効にした。 あとは、操作を若干改善したり。

現場の作業が終わって、送受信のデータ内容を確認。 荷物をまとめて、帰ろうと思ったら、海貨業者側システムの担当者から電話がかかってきた。 「変なデータが入っている」 と言われて、 「まっとうなデータを返している」 と答える。 で、話しているうちに判ったのは、相手担当者の方にはデータ構成がきちんと伝わっていないらしいってこと。 こっちから送ったデータは、入力ミスされたものらしいこと。 データの内容が入力ミスの結果であっても、プログラムとしては、それが正しいのか間違っているのかなんて判断できないし、送信データも構成としては正しいのだから、俺のプログラムのせいじゃない。

「そーゆーとき、こっちでは、どう表示すればいいんですか?」

「それはそっちの都合で決めることでしょう」

「それはそうなんですけど…」

「今日はまだやって行くんですか?」

「ええ、こっちはまだこれからなんですよ」

「そうですか。 我々は今まさに帰ろうとしていたとこなんですよ」

「あ、そうなんですか」

「そうです。 だから、このあとはもう連絡つかないですよ」

「あの、できれば連絡先を…」

「明日なら、事務所にいますので、そっちに連絡して下さい」

「そうですかぁ…」

何とも冷たい対応に、もうちょっと言い方があっただろうと、電話を切った後で思ったけど、まあいいや。

そんなこんなで引き上げて、川崎から南武線に乗って気が付いた。 さっきの電話対応で鞄から出した資料を、そのまま全部置き忘れてきたことに。 それもまあいいか。

疲れた。

金曜日。 ようやくゆっくりできると思ったら、寝坊してしまった。

昨日のミス入力に対して、誤操作を防ぐようにちょっと変更。 それと、帳票の仕様で誤認があったのを修正。 修正分に修正手順説明を付けて、川崎にメール。

川崎から、別件で、不具合の電話。 来週、対応を連絡することに。

姫路から、改善要望と不具合のメール。 どう対応するかを、業務の方で姫路の要求を再度確認して、こっちに電話して貰うことにする。 で、その結果の電話が来たのが6時ぐらい。 それから、あーだこーだと延々話して、電話を切ったのが7時前。 今日は5時に帰ろうと思っていたのに。

疲れなかった。