1999 10 16

姫路出張

昨日は、8時ちょっと前なんて中途半端な時間に姫路に着いた。 ホテルにチェックインした後、折角だから姫路城に行ってみた。 姫路駅から歩いて10分ぐらい。 ライトアップされた白壁が、ふわっと浮き上がって見えて、なるほど白鷺だなと思わせる美しさだ。 綺麗なのは天守閣だけだったけど。 それ以外のところはほとんど工事中で、足場が組んであったり、ベニヤ板で固められていたり、結構痛々しかった。 台風の被害らしい。

そうそう、台風だ。 あんなものは他人事だと思っていたのだが、広島の家もダメージ大きかったらしい。 ベランダの波板屋根が丸ごと、屋根瓦が何枚か、どっかに飛んでいった。 アンテナが折れて、倉庫の上に落ちてきた。 家の感じがちょっと変わってしまった。 と、母が言っていた。 ちょっと帰ってみたくなった。

姫路城でしばらく天守閣を眺めているうちに、腹が減っていることに気が付いた。 ホテルへ戻る途中で何か食おうと思って、その辺をぶらぶら歩いてみたのだが…姫路駅周辺ってのは、なんにもないところだな。 商店街は、あるにはあるんだけど、その時間に開いているのはハンバーガー屋だけ。 結局、コンビニで缶チューハイとおにぎりを買って、ホテルで食った。

今日は、3時半には作業を終わらせるはずだった。 しかし、なんやかんや( 「それ言うの忘れてました」 なんて言われて、その場で対応したり)で、向こうを出たのが6時。 家に帰ってきたのが12時ちょっと前。 はぁ…

すっかり冷え切った渡邊君の心を、 「胸の谷間で暖めてあげる」 なんて、誰か言ってくれないもんかね。