2000 02 27

疑惑

テレビ朝日のサンデープロジェクトを見ていた。 特集は自動車窃盗団。 「我々はこの組織との接触に成功した」 と、 「組織の人」 にインタビューしていた。 顔を隠し、音声を変えて。

組織犯罪を扱うときの報道(モドキ含む)番組では、このパターンがよくある。 「元」 じゃなくて 「現役」 にインタビューするパターンね。 で、見る度に思うこと。

  1. 本物か?
  2. 本物だとしたら、後で警察に連絡するのか?

本物かどうかという段階で、既にあんまり信用がないのだが。

その後、チャンネルはそのままで昼のニュースを見ていた。 久しぶりに日栄の松田社長を見た。 彼の乗った車が画面に映る。 カメラはどうも車に乗って松田君を追いかけているらしい。 モザイクが、最初は車全体にかかっていたのが、途中からナンバープレートだけになる。 車の上下に合わせてモザイクの位置を調整するのだが、それが時々ずれて、ナンバープレートが見え隠れする。 見え隠れというか、もろに見える。 わざわざモザイクを小さくして、しかも時々もろに見せるのは、意図したものなのか?

恋は肉色 菜摘ひかる

後半は、作者のサイトに載せていた日記を再編集したものらしい。 風俗漂流記(肉筆通信) は時々読んでいたのだが、こうして1冊にまとまったものを読むと、かなり印象が違う。 疾走感と言うのが、一番それっぽいか。 読んでいて、なんだか痛々しく感じるところもあるのだが、それは俺が都合のいい幻想を女性に持っているが故の、勝手な感想かもしれない。 読んだ後、自分を振り返って、いろいろ考えてしまう。 演技だったのか?