「何事にも例外はある」 が正しいとすると、自分自身の例外 「例外の存在しないものがある」 も存在して、自己否定。
何年か前。 ふと思いついて、 「ピアスを買ってあげようか」 と、一緒に見に行った。
店から店へ。 ショウケースからショウケースへ。 あれこれ品定めをしているのを見ていて、どうも値段とデザインの兼ね合いで迷っているのではないかと気が付いた。 それで、 「まず気に入るかどうかで選んでいいよ。 それが高かったら、駄目って言うから」 と言ってみた。 それでも、 「んー…」 と迷っていたけど。
聖蹟桜ヶ丘の本屋にいたら、後ろで誰かが、 「じゃあ誕生日はピアスね」 と言っていた。 それで、そんな昔のことを思い出した。 今更のように思うのだが、迷いながらあれこれ見るのも、楽しみのうちなのかもしれないな。 それに、高いから駄目って言われて、だんだんランクを落としていくのは、あんまり気持ちのいいもんじゃないだろうしね。
ようやく仕事も落ち着いて、今月は少しゆっくりできそう。