2000 04 11

やるかやられるか

花散らす風。

桜の花は、咲いた瞬間にはもう散ることを期待されて、その意味では哀れなものだ。 というのも、身勝手な感想だな。 桜は桜の理屈で咲いて散るんだし、関係ないか。 関係ないついでに言えば、花見に行って、酔いつぶれて、救急車で運ばれる奴。 死ね。 あんな馬鹿どもに救急車が出動する必要は無い。

中南米のどこかだったと思う。 90歳を過ぎた老婆がレイプされ、犯人特定のため、その町に住む男全員が遺伝子鑑定を受けることになったそうだ。 全員と言っても、検査対象となるのは確か18歳以上で、任意ではあるが。 それにしても凄いもんだな、情熱の国って。 いろんな意味で。

日本では、ばあさん二人(50代と60代)を生きたまま炭になるまで焼いた犯人が、捕まっていた。 火あぶりの刑でもいいと思うが、死刑にはならないんだろうな。

犯罪のニュースを見て、 「自分(の大切な人)がやられたら」 と思うことも、勿論ある。 しかし、

と考えることの方が圧倒的に多い。 そう考えて、たいていは損得勘定で、俺はやらないだろうと結論する。 被害者(または遺された人)の姿は、俺にとっては、ほとんど抑止力になっていないと思う。 他の人はどうなんだろう。 こういうところの感覚は、子供がいるかどうかで全然違ってくるんだろうな。