2000 05 14

またテレビ

以前、犯人を射殺したら、射殺した警官が市民団体から殺人で訴えられた。 シージャックだったかな。 それが警察のトラウマになって、なかなか射殺に至らないのだとか。 で、警察の内規には、射殺に際して 「社会的に容認されること」 という条件があるらしい。

射殺すれば 「何で射殺したんだ」 と、射殺しなければ 「何で射殺しないんだ」 と、どっちにしたって文句を言われるだろう。 中立を装ったテレビが取り上げるのは、たいてい反対意見だし。 そんな状況で、警察は、何を以って「社会的に容認された」とするのだろうか。 社会は、何を以って 「容認した」 とするのだろうか。

一つ、いい方法を教えてあげよう。

テレゴング

事件が起きたらすぐにテレビで電話番号を発表し、犯人を射殺するかどうか、電話投票を呼びかける。 「あなたの電話で殺します」 なんて。 「あなたの電話で助けます」 でもいいけど。 で、10時間程度、適当な時間で締め切って、殺すとなったら即射殺。 社会に容認されたかどうか、すごく判り易いと思うんだけど、どう? 電話をしていない奴には、文句を言う資格無しってことで、どう?

コンピュータウイルス。 「I Love You」 が世界的な脅威だとか不安を煽り立てるような報道ばかりで、対策を言わないのは何故? 何のための報道なんだ? 心当たりの無い添付ファイルを開くなとか、Script を不可に設定するとか、或いは究極に Outlook を使うなとか、少なくとも俺が今週(もう先週になるのか)見た範囲のニュースでは全く無かったぞ。 あ、そう言えば、Outlook で起きる問題だとも言ってなかったな。 なんでだろう。 「悪いのは痴漢でミニスカートじゃない」 みたいな理屈か。 いや、 「銃が悪いんじゃない。 それを使う人が悪いのだ」 の方が近いか。 いくらなんでも Microsoft があらゆるニュース番組のスポンサーってことはないよな。

北朝鮮のことを 「北鮮(ホクセン)」 と言うのは、不適切な表現らしい。 何が不適切なんだろう。 北朝鮮と言えば、テレビではよく 「北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国」 と、一般名と正式名を並べて言うが、これまたなんでだろう。 文中で一度は正式名称を言っておくってことか。