2000 07 24

地震

毎日のように有感地震。 学者が言うには、関東にしても東海にしても、大きな地震がいつ起きてもおかしくない状態らしい。

地震が起きる理由として有力なのが、プレートの移動。 日本が乗っているユーラシアプレートの下に、太平洋プレートが潜り込んでいく。 このとき、ユーラシアプレートも一緒に引きずり込まれることで撓みが蓄えられる。 プレートの撓みが限界を超えたとき、ボキッといって、撓みが一気に解放される。 これが地震となるのだという。

地震予知は、土地の上下や、撓みに起因する(?)電気的な変化を測定することで、地震がいつ起きるかを予測しようとするもの。 今の技術では、地震が起きる直前(数分のレベル)の予知は、何とかできるらしいのだが、それじゃあんまり役に立たない。 そもそも、予知したところで逃げるしかない、と言うか、いつ逃げればいいかを知るために予知するという姿勢が気に食わない。

ま、予知は予知でやってもらうとして、だ。 問題は大きな撓みが一気に解放されてしまうことなんだから、そうなる前に強制的に解放してやればいいんじゃないだろうか。 危なそうな場所はだいたい判っているのだから、そこに爆弾でも使って、強制的に撓みを解放する。 要はガス抜き。 文字通りのストレス解消だ。 蓄えられたエネルギーが小さいうちなら、それで起きる地震も小さいだろう。 定期的に小さな地震を起こすことで大地震を予防する。 今の技術でも何とかなりそうな気がするんだけどな。

いや、待てよ。 今の状態は既に臨界に近いらしいんだった。 今、小さな地震を起こすつもりで爆弾を使ったら、それがきっかけでいきなり大地震になってしまう可能性大だ。 ま、それはそれでいいか。 いつ地震が起きるかはっきりするし、どうせ時間の問題らしいし、遠慮せずにやってくれ。 このさい核でもいいぞ。