クソ暑い。 今日はエジプト文明展(東京国立博物館)とインダス文明展(東京都美術館)に行ってきた。
エジプト文明展。 良かったのは彩色木棺。 これは見る価値ありだ。 その前に置いてあった、玄武岩の石棺も良かった。 それぐらいかな。 間近に見た黄金のマスク(ツタンカーメンじゃない)は、意外に安っぽかった。 マスクに限ったことではない。 黄金の装身具が幾つかあったが、黄金に関してなら、中南米の方が良いような気がする。 時代が全然違うけど。 あと、ヒエログリフだっけ? エジプトの絵文字。 あれは結構期待していたのだが、先に中国文明展を見たせいか、なんだか大雑把に感じられた。
インダス文明展。 治水や都市計画が売りの文明だけに、こーゆー形での展示はちょっと難しいものがあるのだろう。 展示品は、日本の弥生時代と大差ないような土器が殆ど。 装身具はなかなか綺麗だった。 一番良かったのは埴輪。 小さな埴輪がたくさん展示してあって、見ているうちに、自分でも作ってみたくなった。 中途半端な日本語で喋っていた外人が、たくさん並べてある埴輪を指差して、 「メイジイシン」 と言っていた。
大学の、確か3年の夏だったと思う。
「なあ、ずいずいずっころばしって、なんか卑猥な遊びだと思わないか?」
「ずいずいずっころばし…あ、言われてみればそうだ」
「だろ?」
「卑猥って言うか、んー…なんかいいな」
「ちょっと、ずっころばしてみたくなるだろ?」
「なるなる。 とっぴんしゃんも気になる。 よく気がついたなぁ、そんなこと」
「ふっ、馬鹿には判らんのだよ」
「どっちかって言うと、馬鹿にしか判らないんじゃないか?」
なんて、どうしようもなく下らないことを話していた。 それを、古代インドの水の都ドーラビーラーのビデオを見ていて、突然思い出した。 どーゆー連想が働いたのか、全く不明。
残るはメソポタミアか。 世田谷美術館って、どう行けばいいんだろ。